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匿名
日常
五年間毎日妻を殺す確率を当の妻に伝え続ける夫。そんな夫に朗らかな笑みで返し、出社を見送る妻。やっと妻を大切に思っている自分の気持ちに気付いたが。。❔
妻への自分の愛を自覚というか、素直に認めたとたんに、「妻を殺してもバレない確率」が大きく変化、何かが起こっていることは確実で次巻が気になります。
匿名
二話目
主人公の昌弘には結婚して10年になる妻の由梨がいる。
しかし二人は政略結婚として結ばれた夫婦だった。
10年前、倒産寸前だった昌弘の祖父の会社を立て直すための資金援助を条件に由梨との結婚を勧められたからだった。
そんな経緯の結婚のため昌弘は由梨のことを信じておらず不信感丸出しの言動を彼女に対してしてしまう。
しかしそんな昌弘に対して由梨は、あなたを陥落させればいい話だと微笑むのだった。
それから、未来予測システムを使い自分が妻を殺す確率というものをたえず算出させ、その結果を由梨に告げるという生活が始まったのだった。
結婚して1年経っても子供ができないことを義父に言われても夫婦間のありかたを最初に話したので思い通りになだない場合は、彼女を大切に想う人と結婚させてくださいと淡々という昌弘だが……。
不信感が服を着ているような昌弘だが、その言動の根源に由梨に対しての気遣いが感じられるのを彼女がなんとなく察しているのが救いだった。