あらすじ
不意打ちで心の声を聴くことはあっても、自分から聴こうとするのはいつぶりだろうか。
異性と触れあうのは中学生ぶりな大貴にとって、みずから手を繋ぐ行為はなかなかに難しいようで……。
人付き合いからも、恋愛からも遠ざかってきた代償が大きすぎる…大人同士のもどかしいラブ(?)ストーリー、第4話!
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匿名
手を繋ぐために悪戦苦闘する主人公。中学生みたいで可愛いです。
ゆっくり時間が流れていたけど、ここでやっとヒロインの秘密?がわかってちょっとスッキリ。
主人公の葛藤がかわいいなっておもしろがっていたら、ラスト、まさか茉莉ちゃんまで似たような能力を持っていたなんて、すごく驚きました。
匿名
四話目
手と手が触れ合うことにより相手が何を考えているか分かってしまう能力を持つ佐々大貴。
子供のころはこれがあれば人生楽勝だと思っていたが年齢が上がるにつれてそれが怖くなり29歳という年齢で都会に出たいという思いがくすぶりながらも地元で家業を引き継いでいるという奥手な人生を送っていた。
そこに中学の時に転校して以来のおさななじみの茉莉が久しぶりにやってきた。
彼女は大貴の周りで珍しく言葉と考えている本音が一致している人で、もし転校がなければ自分の人生が変わっていたのではないかという思いがしていた。
しかしそんな彼女にも触れられたくないことがあるのか考えていることがわかっても聞かれたくない雰囲気がして踏み出せない。
そんななかたまたま手が触れた状態で会話できていることに気づく二人は……。
大貴だけではなく茉莉もそうだったとは思わなかった。
落とし物を拾う際に、偶然のフリをして手を触る計画、お父さんに手を握られてとん挫していたけれど、お父さんが手を握ってくる行動、すごく不自然だよなって思ってしまいました。