あらすじ
「失礼だけどあなた、どちら様?」故人様との最期の時を過ごすご納棺式に、どういうわけだか誰も知らない女性が参加していて……? ご遺族様にまつわるトラブルを3本立てでお届けです! お笑い芸人×納棺師。二足のわらじを履くおくりびと青木の“お悔やみ申し上げる日々”をつづったお仕事エッセイ!(第5-7話)
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生きている以上、必ずあるもの。だけれども、普段は余り考えることはしないし、考えようとも思わない。そんな「死」について、周囲の人間模様とともに描かれているのがこの本です。
重いテーマを扱いつつも、そこまで暗さを感じさせないのは、コミックであるということは勿論のこと、「死」という境界線を越えた「別の存在」として人を捉えるのではなく、あくまで同じ人間として尊重し大切に思う心が、すべてのストーリーで一貫しているからだと感じます。
読み終わって、「皆、自分は死なないと思って生きている」と誰かが言っていたのを思い出しました。しかし、自分の死を意識するほど人は前向きに生きようとする、と言われます。たまには「自分は死ぬものだ」と思ってページをめくってみるのもよいかもしれません。
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