あらすじ
こんどは森戸南の教頭先生に呼び出された未来。「このまま高等部に進学し、難関大学にばしばし合格し、学校ランクをあげてほしい!」そんなおとなの都合でふりまわしてほしくないのに!いっぽう、華雅学園ではもうじき楽しい文化祭。トコに誘われて、バザーのために、お人形を手作りすることにしたものだから、未来は毎日てんてこまい。そうでなくても、秋がきて、ちょっとおセンチな気分なのに。――みんなどんどん変わってく。一生いちばん素敵な夏は終わってしまったんじゃないだろうか。この仲良しチームは、いつまで続くの。 わたしはいつまで、ここにいるの――。そんな中、朱海さんのお誕生日が来る。免許皆伝の催しをして貴重な香木も焚くという。だが、それはよりによって、未来が華雅学園の文化祭にでかける約束の日なのだった!どうする!
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