【感想・ネタバレ】ニューズウィーク日本版 2015年9月29日号のレビュー

あらすじ

【SPECIAL REPORT】トランプのアメリカ

暴言を繰り返す不動産王トランプが有力候補に
大統領選とアメリカの「品格」はどこへ行く?

◆トランプのアメリカ◆
米大統領選 暴走するトランプのアメリカ
政策 愚かで曖昧な外交論戦
候補者 どこまで続くか進撃のトランプ
■図解 不動産の帝王を大解剖!

◆中国が手に負えないゴミの山◆
環境 人口増に処理能力が追い付かず違法なゴミ埋め立て地が急増
大気汚染 クリーンな石炭を推進してみたものの
森林伐採 高級家具ブームが森を破壊する
視点 経済の失速は環境にプラス効果

【PERISCOPE】
InternationaList
JAPAN 「民主主義が死んだ日」?
UNITED STATES 米利上げ見送りの意外な理由
SYRIA 対ISIS戦の米軍育成兵士は数人
BRITAIN 英労働党の異端党首がさっそく騒動
CHILE チリ地震復興を中国経済が阻む
EUROPEAN UNION 国境封鎖でも難民はゴールを目指す
CHINA 中国が張り巡らす謀略の糸
SOUTH KOREA 終わらない朝鮮戦争
Asia
NORTH KOREA それでも中国は北朝鮮を見放せない
AUSTRALIA オーストラリア新首相は環境派
U.S. Affairs
討論会の勝者はフィオリーナ?
経済が語られないお粗末ディベート
Business
遅過ぎたブラジルの緊縮策
FBが「よくないね!」新ボタン導入の狙い
People
エルトン・ジョンにイタ電したのは、ほか

【FEATURES & ANALYSIS】
外交 米中のバトルは新段階に
経済 米景気回復でさらに揺らぐ中国経済
人道危機 欧州に広がる難民間格差
欧州 東欧はなぜ受け入れないのか
解説 知っておくべき難民の現実
環境 エコなゲーマーになれ
スポーツ 2020年五輪を目指すマイナー競技

【LIFE/STYLE】
Sports テニス界もマネー・ボール時代
Technology 本を破って途上国に安全な水を
Technology グーグルマップで測る大気汚染度
Movies 『 オズの魔法使』の靴はどこへ行った
Movies スター・ウォーズの熱い商魂
Health 粉末カフェインが死を招く
Museum 動物ジオラマに忍び寄る絶滅の危機
Art 全裸ペインティングの不思議な魅力

【DEPARTMENTS】
Perspectives
Picture Power
Letters
RearView

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ハーバード大学が学ぶべき日本企業に、トヨタや楽天といった日本を代表する大企業の他に和菓子メーカーである虎屋までもが教材として選ばれていることは意外だった。

虎屋は創業から500年以上も続いているが、後継者の選定や育成が1世代に1人限りというルールがあり、仮に当主に複数の子供がいても1人しか虎屋では働けないとのこと。このルールが親族間の争いを回避し優れた経営者の育成につながっているとのことであった。
また、日本には百年以上続いている企業が4万社以上もあることも驚きだった。

他国に比べてどの程度なのかは分からないが、様々なスタートアップ企業が生まれてくる中で、同族企業にあまり良いイメージもなかったが、こんなにも続いている企業が日本に存在することを初めて知った。
また、それだけ続くということは経営もしっかりしているのだろうと推測し、そういった企業があること自体が誇らしくもあった。

また、IT業界では「人間性の損失」が問題になっている中で、日本サービス大賞を受賞したこともある新幹線清掃会社のテッセイが学生の関心が高かったことも印象的だった。

その他、楽天は社内公用語を英語化しグローバルなビジネス環境で戦っていくための戦略として高評価を得ていたが、最近の学生からはダイバーシティ(多様化)とインクルージョン(包摂性)の観点から強要するのはどうかとの意見も増えてきているとのこと。

ビジネス業界に疎い自分としては、ハーバード大学の教材として多くの日本企業が選ばれていることに驚くとともに、初めて知った企業もあり、日本の主要な企業の経営理念や方針を深掘りしていきたいなと興味が湧く記事だった。

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2025年12月08日

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