熊田忠雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
明治初頭、海を渡った日本人が異国の食べ物にどんな反応をしたのか?・・というのが本題。
咸臨丸で堂々アメリカに乗り込むとき、醤油・味噌はもちろんかなり多くの日本食を積み込み、甲板で煮炊きをしたとのこと。
外国人船員からは、「味噌」の臭いに苦情続出、さもありなん。
「衣服一代、家居二代、飲食三代」といわれるほどに食嗜好を変えるのは難しいとの本書の指摘もあるが、私は18歳までに食べたものの記憶がベースとなり、その人の食嗜好が出来上がると思っている。
彼ら先祖は、洋食を「塩が甘い、肉・ミルク・バター臭い」というが「口にあわない・・」というばかりで、どのようにまずいのか、美味しいのかの表現は少ない。
しかし、オレンジや果物は評価が高く、その説明も「・・のように」といった自分の経験の引き出しを探って似たような味に安心している。
沖縄に最初に出かけた時、私は味付けが「美味しいのか、苦手なのか」しばし考えてしまった経験がある。
欧米に出かけた彼らが一応に「美味」としたのは、「雪菓子(アイスクリーム)」だっだ。甘くて冷たいアイスクリームは、「王様でも食べられない・・」という歌を思い出し、冷凍庫のアイスを口に放り込みました。