拙者は食えん!―サムライ洋食事始―

拙者は食えん!―サムライ洋食事始―

1,320円 (税込)

6pt

幕末~明治初期、初めて「洋食」に出会ったサムライたち。「ボートル(バター)塗りつけ、油ばかり」、それでも開国のため、ひたすら我慢して食べ、挙句の果ては「いかなる事の報いか。神仏に祈るほかなかりけり」……。日本人と洋食との邂逅がこれほど劇的だったとは! 読み出したら止まらない面白歴史エッセイ!

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拙者は食えん!―サムライ洋食事始― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年06月03日

    洋食を初めて食べた日本人たちの反応は非常に面白い。
    江戸時代の日本人の食生活がよくわかり、とても面白い本です。
    桜田門外の変が実は食べ物の恨みだった?!なんて説もおもしろかった。
    おすすめです。

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    Posted by ブクログ 2024年01月04日

    卒論のテーマに選ぶほど、幕末期の外国人と日本人の接触に関心があった。価値観や文化の違いによる衝突が面白いと同時に、瞬時に情報を確認できる現代でもそれが続いているのが不思議でたまらなくなる。
    本書のテーマである「食文化の違い」も昔から大変気になっていた。幕末期外国へと渡ったサムライ達は食事面で苦労して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月16日

    幕末にアメリカ、ヨーロッパ、ロシアへの派遣団の旅中と滞在先で何を食べたか、どう感じたかを文献を元にまとめた本。シャンパンと果物は好きだったけど、獣肉の匂いと脂やバターや味が薄いのが苦手だったみたい。

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    Posted by ブクログ 2012年07月13日

    皆さん、洋食は好きですかー??!

    私は大好きです。伝統的な西洋料理も日本に馴染んだ洋風料理も大好きです。ハンバーグもピザもチーズフォンデュも美味しいですよね。外食産業が盛んな日本では世界各国の様々な料理を食べる事が出来ます。それだけでこの時代のこの国に生まれて良かったと思います。

    今では当たり前...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月14日

    目次を見た時に使節団の事ばかり書いてあったので、ちょっと内容が固い本なのかな?と思ったけれど、そんな事は無かった。
    当時の海外渡航者の初めて食べる洋食への感想や日本食の恋しさを、ひたすらに綴って解説している本でありました。これは面白い。
    当時の使節団がどういうルートで海を渡ったか、どういう事をしたか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月19日

    当時の彼らはとても真剣で、そしてその努力があってこそ今の我々があるのだとわかっていても、読んでいて笑ってしまった。

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    Posted by ブクログ 2011年09月09日

    サムライ洋食事始~味の国粋主義者_初期日本人渡航者の洋食体験~鎖国まで_開国前夜の西洋料理~ペリー主催の饗宴_太平洋を渡った170名_ヨーロッパへ_遣仏使節団(池田使節団)_その後の使節団_各国派遣留学生_初期渡初期渡航者たちの味認識~1860年から8年間で欧米へ渡航した日本人は延べ400名超。想像...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月20日

    てっきり洋食文化が日本に流入してきた時の話かと思ったら、海外に向かう武士の方たちの逸話だったのですね。最初の洋食への抵抗感・拒絶感から次第に慣れ親しみ、好んでいく変化がすごい。でもやっぱり日本人は米と魚と醤油だよね~と思いつつ、後書き見てあ、違くなってきてる?とも。肉嫌いの自分としては、何となく安心...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月01日

    候言葉で書かれた、西洋料理が愉快です。魚と野菜と米飯を割と質素に食べていたご先祖たちは、突然の開国で西洋料理なるものに遭遇し、海を渡った先で、国賓としていかに豪華な晩餐で歓迎されても、それは困惑するしかないわけで……。
    徳利の口を開けると大きな音がして(シャンパン)小刀と熊手(フォーク)がテーブルに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月18日

    面白かった!
    洋食が日本に入ってきて「日本風」に受け入れられていく流れを書いているのかな~と思ったけど、日本人が初めて洋食と出会った時の話だった。掛値なく。
    やっぱり油気と塩味不足…味付けと、肉っていう未知の食材が問題なんだな~。そして果物に救いを求める、と。
    出汁なんかの海由来の味付けの多さに苦手...続きを読む

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