中村好寿のレビュー一覧

  • 「作戦」とは何か 戦略・戦術を活かす技術

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    自身が、軍事に関わる者では無いので、内容そのものへのとっかかりという点で、当然難しいものであり、また、単語も極めて似通ったものを別の意味に定義していたりと、読み進めるのになかなか手強い作品だった。最後まとめ的な第十章は、一般のビジネスなどでも、答えの見出せない課題に直面した時の考え方の一つとして応用できるとも思う。

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    2024年01月27日
  • 「作戦」とは何か 戦略・戦術を活かす技術

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    ●作戦、戦略、戦術は何が違うか。

    【感想】
    ●歴史上の戦略家が解釈してきた用語と考え方について、年代毎にまとめられており読みやすくなっている。
    ●本書で述べる作戦はあくまでも軍事用語としての作戦であり、一般的に使える場面は少ないと思うが、自分なりに状況を置き換えて考えればよいかもしれない。

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    2022年06月09日
  • 軍事革命(RMA) 〈情報〉が戦争を変える

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    ナポレオンによって大兵力の殲滅戦が開始されてから、戦争は火力による殺傷と破壊を意味するようになった。
    これ以降、工業化時代の戦争は、双方が国力全体を消耗しあう形態となったのである。
    情報技術や精密誘導技術が驚異的に発達したため軍の運用や編成・組織が劇的に変化しつつある今、もはやクラウゼヴィッツの唱えた消耗戦は主流ではなくなりつつある。
    これからの戦争はどうなるのかを、シミュレートする。

    [ 目次 ]
    序章 情報化社会の特質とその軍事的意義
    第1章 軍事革命(RMA)とは何か
    第2章 「消耗戦」から「麻痺戦」へ
    第3章 情報戦と指揮・統制機能の無能化
    第4章 「集中打撃」から「同

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    2011年03月29日
  • 軍事革命(RMA) 〈情報〉が戦争を変える

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    ゼミ文献

    費用対効果の考えはないのかと思う。
    最後の章の非対称戦における箇所に人にかかる費用がうんぬんという記述は一応あるにせよ、
    総じてRMA化にかかるコスト計算という発想はなさそう。
    公務員である軍人の書いたものだから仕方がないなどと言われないようにそのあたりへの考察を入れてほしい。

    あと疑問に思ったのは2001年に出たという事の限界もあるのだろうが、
    平和維持活動にRMA化した軍隊はどう貢献できるのかという観点もほしい。
    この本では軍隊の活動の幅が広がっている事への視座はまるで欠けている。
    長期にわたる安定を地域にもたらす事がRMA化した軍隊でできるのか?
    軍事活動というよりは治安活

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    2009年10月04日