宗雅彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最少のテストケースで最大の効果をあげるためのツールを満載
第1章 テストのプロセス
第2章 ケーススタディの説明
Section 1 ブラックボックステスト技法
Section 2 ホワイトボックステスト技法
Section 3 テストのパラダイム
Section 4 支援技法
Section 5 最後の考察事項
■第1章 テストのプロセス
ソフトウェアテストの定義
「テストとは、テストされるソフトウェアの品質を測定して改善するために、テストウェアをエンジニアリングし、利用し、保守しながら、同時並行的に進めるライフサイクルプロセスである。」(P.12)
•テストとは 「実際どうなってい -
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テスト対象の業務ロジックに応じて適切な図表を使い、テストケースを作成する
【感想】
業務の外部結合テストがスケジュール上かなりしんどくて、少しでも知識武装して気持ちを楽にしたいとの思いで手に取った本(テスト自体は1か月前ぐらいに終わってしまっているが)。読んで正解、今まで何となくやってきたテストの方法、経験がきちんとしたコンセプトで整理された。テストケースを作成するための図表がそれぞれの技法ごとに載っていて、実務への転用イメージも沸きやすい。自分の業務上で学んだテスト技法を利用したいときは、その図表を使ってテストケースの作成を進めればよい。 SEとしてプロジェクト推進をする最初に、こういっ -
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Posted by ブクログ
どうすれば少ないテストケースで有効なテストが実施できるかについて具体的な例とともに解説している。同値クラステストや境界値テストといったおなじみの技法から、デシジョンテーブルテスト、ペア構成テスト、状態遷移テストなどあまり知られていないものも紹介している。またブラックボックステストとホワイトボックステストの違いであるとか、テストの進め方についても言及している。
テストの進め方についてはスクリプトテストと呼ばれるテスト計画を立て、テストケースを設定しテストを行う従来型のテストの他に、テストケースを事前に決定できなかったり、前に実行した結果が大きく影響する、あるいは要件が曖昧であったりする場合に -
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Posted by ブクログ
<きっかけ>
テストについて教わったことがないなと思ったため
一度体系的に学習しておきたいと思ったため
<感想>
ソフトウェアテスト技法について体系的にまとめられていた。途中途中に挟まれるユーモアあふれる文章は、やっぱりも元洋書だなって感じ。知らない手法もいくつかあり、ペア構成テストやドメイン分析テストなどがその例だが、理解しきれておらず実用にもっていくのはなかなか難しい。何回か読み込む必要があると思う。最後に、刺さった言葉を一つ。「子供のテストでは、~結果は自分の意図したものだと~事実の起きた後に言う。本物のテストは~実行される前に結果は予測され、文書化されている。」つい手から動かしてしま -
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Posted by ブクログ
テストとはなんぞやと聞かれて、
種類ややり方を整理してくれている本。
もう一度体系立ててまとめるときにどうぞ。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●テストとは、テストされるソフトウェアの品質を測定して改善するために、
ソフトウェアテストをエンジニアリングし、利用し、保守しながら、
同時並行的に進めるライフサイクルプロセスである。(P.12)
●組み合わせの数が非常に大きいときは、
全てのペアのテストをします。
このペア構成テストの効果を理論的に保障してくれる
「ソフトウェア欠陥物理学」は存在しません。
ただ多くのプロジェクトでそれが成功しているという事実です。(P.88 -
Posted by ブクログ
■ブラックボックステストの技法
・同値クラステスト
・境界値テスト
・デシジョンテーブルテスト
・ペア構成テスト
・状態遷移テスト
・ドメイン分析テスト
・ユースケーステスト
■ホワイトボックステストの技法
・制御フローテスト
・データフローテスト
■テストのパラダイム
・スクリプトテスト(事前計画テスト)
・探索的テスト(例:20の扉。頭の中に思い描いているものを20個の質問(Yes-Noで答えられる質問)を通じて当てるゲーム。仮に全ての質問を事前に計画しておいたとしたら、当てることはできないだろう。質問の結果を次の質問のインプットとする方法。)