三月トモコのレビュー一覧
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ネタバレあやなは説得の末、スマホを手に入れた。様々なサイトを巡っていると自分のクラスの担任の悪口が書かれた掲示板を見つける。深く考えず掲示板に嘘の書き込みをするが、後々その書き込みがとんでもない事態を巻き起こす。
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小説なかよしホラーシリーズ第四弾。こちらが最後の一冊。久しぶりにこのシリーズを読んだのだが、端的で非常に怖くおもしろかった。スマホやネットの怖い話が主で、オカルト的な要素は少なめ。一作目がややオカルト的な部分があったが、それでも人間の怖さが際立つ作品ばかりだった。
「クラスメイトを尾行するためにスーパーに出没している」という書き込みは、最低だ。その書き込みの所為で徐々に追いつめられ -
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ネタバレ恋人の昌哉と幸せな時間を過ごしていた光里。しかし、日が経つにつれ、彼は素っ気なくなっていく。なんとか彼の気を引こうと奮闘するが、効果はなく焦りが募る。そんな時、彼の望みを教えてくれるという謎の美少女が現れた。
タイトルの通り、嫉妬と痴情のもつれが悲劇と恐怖をよぶ雰囲気をぷんぷんと漂わせている一冊。読んでみると、やはり(一作をのぞいて)女と男の情がぶつかり合って、なんだこの昼メロよりすごい展開はと驚いた。 特に一作目の「心の声」は彼氏の気を引きたいあまり、自分の体を傷つけ、犯罪に手を染めてまで彼の望みをかなえようとする、ある意味で一途な少女の話は胸がむかむかした。彼氏を喜ばせてあげたい、何 -
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ネタバレ人生において素晴らしい存在である友達。友達がいれば、ちょっとの事でもなんだか楽しい。そう思えてしまう程大切な存在。でも、そんな友達も些細な事ですれ違い、それがとんでもない恐ろしい体験を呼び込む事だってあるのです。
少女向け雑誌「なかよし」もホラー系の小説を出していたことには驚き。しかも、このシリーズは計四冊。リボンに比べると圧倒的に少ないが、それでもなかなか多い。三大少女向け雑誌のすべてがホラー系の書物を出しているのか。少女向け雑誌なのでやはり身近なものがテーマになりやすいようだ。今回のテーマは「友達」。日常生活を送るうえでなくてはならない存在の友達が絡んだ話が全4編。友人と送る楽しい学校 -
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購入済み
重い十字架を背負ってしまった2人の純愛話で、本来ならこの手の話は軽く見るものではなくグッと引き込まれていくのだろうし、作者もそれを狙ってるんだろうけど、いかんせん絵はかわいい少女漫画系だしストーリーも重いわりに単純で深みがなく全く引き込まれていかない。何を楽しみに見ればいいのか。絵がかわいいのでもっと軽くて楽しい恋愛物を書いた方がいいと思う。
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モヤモヤ
すごい好きな作品だけど、二人が別々の未来へと向かっていくのかと思うと、モヤモヤ、イライラして嫌いになりそう。
お願いだから、他の人と結ばれないでほしい。
これ以上モヤモヤ、イライラさせないでほしいです。