三戸祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一部で"神アプリ"と言われているYahoo!路線検索の責任者からプレゼントされた本。日本の鉄道の"定刻運転"はまさに神レベルらしい。なぜそうなったのか?それを考察するのがこの本である。
本書ではまず日本の鉄道の定刻運転がどの程度精巧なものなのかを解説する。曰く「もし定刻運転のオリンピックがあったら日本は万年金メダル」とのこと(笑)。すごいレベルだ。
続いて、核心である「なぜ?」に迫る。ザクッと書くと、歴史・文化的背景と、近代日本の急激な都市化に要因があるらしい。歴史・文化的には、まず参勤交代の正確な運行があるらしい。かつ江戸期の日本は寺の半鐘が数十分 -
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Posted by ブクログ
1.日本の鉄道は1分遅れただけでなぜ謝るんだろう。2.スジ屋の仕事を詳しく知りたい。そんな動機から適当に検索して出会った本です。本書はどちらかというと「1」の方を掘り下げたもの。
まず、データとして本書の内容を引用しますと。
・JR東日本の1列車あたりの遅れは、平均してわずか0.3分。
・JR東日本の定時運航率は新幹線で96.2%、在来線で90.3%、欧米の定時運航率は約9割。ただし、日本では「1分」の遅れから「遅れ」とみなされますが、欧米などでは「10分」「15分」からが「遅れ」とみなされます。
本書序盤は、日本の鉄動の正確さの起源を考察していて、それは江戸時代やそれ以前までさかのぼって -
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Posted by ブクログ
電車が2~3分遅れるだけで腹を立てる日本人。
なぜ私たちは“定刻発車”にこだわるのか。
その謎を追うと、江戸の参勤交代や時の鐘が「正確なダイヤ」と
深く関わり、大正期の優れた作業マニュアル、鉄道マンによる
驚異の運転技術やメンテナンス、さらに危機回避の運行システム
などが定時運転を支えていた!
「なんで時間通りに電車が来ないんだ!?」ということを
私は海外に行くたびに感じます。
ではなぜ日本の電車は時間通りに運行しているのでしょうか?
その答えがこの本にあります。
江戸時代にはすでに一刻ごとに鐘が鳴り、人々はそれに合わせて
生活していました。
つまり「時」の感覚が根付いていたのです。
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