赤羽じゅんこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビブリオバトルがテーマの児童書。
中学校の読書部で本が大好きな川崎童夢はビブリオバトルで本を読まないと公言している放送部の吉住さくやに負けてしまう。本を読まないさくやに負けたことが悔しくて讀書部の仲間と巻き返しを図る。
最終戦は全国レベルの大会、そこまでの2人の葛藤が描かれている。
ビブリオバトルが本を紹介して読みたい本を選ぶ、というより、いかに上手く伝えるか、になっているような感を受けた。
まあ戦いではあるのだが、語りが重要ではあるのだが、何だかそこにばかりいっているような。
とにかく本を読むことの面白さを広めるためにビブリオバトルが広がっていったらいいのになあと思った。
ビブリオバトルって -
Posted by ブクログ
ネタバレビブリオバトルについてサクッと把握するのに読んでみた。
お話自体は、ビブリオバトルの醍醐味やパフォーマンスの仕方うんちくや、主人公童夢の成長と友情が描かれて、中学生の青春!て感じでよかったけれど、ライバルの優等生さくやの上から目線でちょっと失礼な性格が苦手でいまいち作品としては好きになれず・・・。
童夢の、ストーリー始めの頃の本をたくさん読んでいて知識を自慢したい気持ちも、ビブリオバトルを重ねる中気づく本が好きで紹介したいんだという純粋な気持ちも、どちらも本好きなら持っていると思う。結局は、相手がいる場合はそに相手のことを考えてどれくらいの配分でコミュニケーションをとるかが大事なのであって