瀬川松子のレビュー一覧

  • 亡国の中学受験~公立不信ビジネスの実態~

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    [ 内容 ]
    「お値打ち校」に本当に値打ちはあるのか?理解不能な先取り授業、スタンドプレーの学校改革、蔓延するいじめ―受験産業と私立中高一貫校の黒い霧。

    [ 目次 ]
    序章 何やらおかしなことになっている
    第1章 そのアドバイスを疑え!―中学受験を勧めるために中学受験を勧める言葉たち
    第2章 「教育」は教育のためとは限らない―少子化時代のパイの奪い合い
    第3章 学校は子どものためとは限らない―受験終了組が語る私立中高一貫校落胆エピソード集
    第4章 語られない中学受験のデメリット―「開成合格→東大」の対極にあるもの
    終章 中学受験ブームの歴史的現在から何を学ぶか

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    [ おす

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    2011年04月09日
  • 中学受験の失敗学~志望校全滅には理由(わけ)がある~

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    さて、本書について瀬川さんは
     「本書に対して「中学受験の否定的側面ばかりを強調している」という批判があったとしても、
      本書の意図するところは、まさにそこにあるのです」
    と述べています。
    「さあ! 親子二人三脚で有名私立中学の合格を勝ち取ろう!」
    ってな本が氾濫している昨今において、なかなか面白い視点でございます☆
    むしろ、そういった姿勢の『プレジデントファミリー』なんかが批判の対象に(笑)。はっはっは。

    ちなみに瀬川さんの述べるこの姿勢は、一冊を通してかなり一貫しているかと。
    たとえば本書の中には、家庭教師会社の「銭ゲバ」営業担当者が紹介されているのですが、
    その一方の良心的な営業に関

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    2010年10月06日
  • 亡国の中学受験~公立不信ビジネスの実態~

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    中学受験人口が毎年増え続ける中で、受験する意味をもう一度確かめてみる。
    公立は荒れているというが、では、私立だったらいじめや学校崩壊は避けられるのかといえば、そんなことはないそうだ。
    勉強面でも、ケアの度合いが違い、大学付属校ならではの先取り授業も魅力だという話をよく聞くが、実際、塾に通わずに、上位でいるのは至難の業らしい。
    落ちこぼれて、学校を去らなければいけなくなった例も少なくはないそうだ。
    そう考えると、わが子の受験に関しても不安になる。

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    2010年09月06日
  • 中学受験の失敗学~志望校全滅には理由(わけ)がある~

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    著者はプロの家庭教師。
    なんであれ、親が子供に自分のやり方を押し付けるのはよくないってことが分かりました。個人的には反省をいたしました。
    本書が愚痴ばかりといえば愚痴ばかりな気もしますが、著者にはそれなりに愛があると思います。我が子より明らかにデキの良い子の勉強法をまねても大ケガをするだけですよともっと言ってやってください。

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    2010年07月20日
  • 中学受験の失敗学~志望校全滅には理由(わけ)がある~

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    中学受験において、わが子が合格することしか頭になく、実際の子どものレベルと志望校のレベルの差にも気づかなかったり、時間の許す限り、塾や家庭教師、個別などでスケジュールを埋め、満足したりと全くと言っていいほど周りが見えなくなってしまった、受験に取り憑かれ、疲れ果てたツカレ親を失笑している。
    著者は大手受験塾の講師や家庭教師の経歴があり、受験生を合格に導く側の人である。
    わが子の受験経験からも言えるのだが、確かに、あと何をすれば合格できるのかを毎日毎日考え続け、不眠にさえなったりもし、冷静さを欠いていたことは反省点でもある。
    下の子も中学受験に向けて塾に通っているが志望校選びや時間の管理などにおい

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    2010年03月20日