最近は理科実験専門の学習塾というのが登場しているらしい。この本はそうした学習塾での理科実験の始終の一部を公開しているのだろう。恐らくはこの本で書かれているような方法で指導がなされているだろう。なんとなく出来レースという気もしないではないのだが、まあ結果はよく知られていることなので、それは仕方ない。
...続きを読むこうした理科実験専門の学習塾が登場するということは、自然科学がスポーツや芸術、あるいは書道やそろばんなどの古典的な習い事などに引けをとらない人生経験を得ることが出来るものとして評価されるようになったと前向きに評価したいが、そもそもは学校の理科クラブなどでフォローすれば済む話ではないだろうか、とも思わなくもない。もちろん選択の機会が増えること自体は望ましいのだが…。まあでもそれは少なくとも需要に対して機会を提供している学習塾の責任ではない。