喜多由布子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ咲月が気持ち悪かった。甘えた口調とか思考も。何が魔性の女だ!それをカワイイと思う光一郎・・・操と比べすぎだって。相当、操に引け目を感じていたのね。
咲月みたいなタイプとはどう接したらいいんだろう(いや関わりたくないんだけど、向こうから近づいてくるから)。無視したら怒るだろし、ヘタに関わると大ヤケド。毅然とした態度で接したら逆恨みして、たぶんイヤガラセしてくるよね?
操だって、最初は距離を置いた付き合いをしようとしていたのにね。気が付けば咲月に随分肩入れしていて、ドップリ・・・。ただ、操の「こんな光一郎さんでよければ、頼りにして下さい。いつでもお貸ししますから」(P121)は光一郎さんに失礼だ -
Posted by ブクログ
吐くくらい気持ち悪い感情というのか。なんというのか。なんだろ、なんていうんだろうこの感情。
嫌な気分が延々と続くようなドロドロした主婦に騙される数々。どんどん主人公が不幸の一行を辿るそんないやぁーな一冊なんだけど、目が離せない、、、
笑笑
怖いもの見たさ?嫌なもの見たさ?笑笑
なんつーか見ないようにしたいのにみたい。これにつきます。もうこの先嫌な予感しかしないのに見たくて欲求不満になる。そんな感じ。ラストまで、ひどい主婦が好き放題暴れてどーにもこーにもならなくなるまで主人公の人生ぶち壊して歩く、そんな精神的ゴジラが大暴れし続ける一冊。
すんげーストレス溜まるのに、なぜか目が離せない麻薬 -
Posted by ブクログ
2014.01.25
イヤ汁たっぷりのご近所同士のお付き合いのお話。イッキに読んでしまいました。なんとなく予想はできましたがやっぱりイヤ〜な終わり方。
ひとつ疑問だったのは、頭も良くて知識も豊富な操さんがどうして嫌がらせがあったときに通報しなかったのか。
そんな気力も残ってないほど消耗してたのかなってとこが気になったのと、弁護士様が咲月みたいなあったま悪い底の浅い女に騙されるわけないっしょwと北海道弁でツッコミたくなりましたw
人って洗脳されやすいんですよね。今まで挫折もしたことがなく、人を疑ったり見下したりそういう醜いことに無縁な人たちは特に…。そういう意味でピュアな操さんと光一郎は騙し -
Posted by ブクログ
夫は仕事の都合で東京に残ることにはなったものの、夫婦仲は円満、自分にも翻訳の仕事があり、賢い息子もいて順風満帆な生活を送っていた菊川操だったが、新しく住むことになった北海道の高級マンションでの生活は、隣人たちのおかげで驚くことの連続だった!?
隣人トラブルがテーマということで、きっとリアリティを感じられる作品なのだろうと思っていたが、正直ありえないことの連続。というか、まず一番ありえないのがこの主人公夫婦の考え方や言動。私なら、この物語の最初1/4ぐらいの時点で見切りをつけて、喧嘩になろうが孤立しようが付き合いをやめて縁を切る、と思うのだが果たしてそれは冷たいのだろうか(大疑問)。この”