佐藤博樹のレビュー一覧

  • 男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    多くの企業では男性社員が子育てに携わることを想定してこなかった。
    しかし、結婚・出産後も仕事を継続する女性が増えた現在、男性も子育てに関わりたいと希望し、従来型の雇用や処遇の仕組みは新たなストレスを生む要因ともなっている。
    本書は、少子化対策としてのみ論じられがちな男性の育児休業を、社員が勤労意欲を高水準で維持し、能力を最大限に発揮するための選択肢の一つとして捉え、取得促進への具体案を提示する。

    [ 目次 ]
    第1章 なぜ男性は育児休業をとらないのか(取得者はきわめて少数;「育児休業法」の成立まで ほか)
    第2章 企業にとって子育て支援はマイナスか(企業経営と人事管理;「仕事最

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    2011年04月03日
  • 男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット

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    男性の育児休業について、適宜統計やデータを参照しながら、(当時の)現状を明らかにしている良著。制度についての比較も、まさしく参考にしたいくらい丁寧な仕事だ。簡単なことでもいかに丁寧にできるかどうか。

    内容は大方、予想通りといった感じだが、男性の育休に対するポジティブなイメージは意外だった。

    当時(2004年)と今で、論じられてる趣旨はほとんど変わらない。他国との比較を通して論じているからというのもあるかも知れないが、大企業は男性の育休取得が進んで、中小企業はほとんど進まないという構造は何一つ変わらないのである。

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    2023年12月04日
  • 男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット

    Posted by ブクログ

    【読書その79】2004年に出版された東京大学教授の佐藤博樹教授による男性の育児休業についての著書。
    本書では、なぜ男性が育児休業をとらないか、企業にとって子育てがマイナスになるのか、海外の男性の子育て支援策について紹介している。厚生労働省の委託を受けて実施された「男性の育児休業取得に関する研究」を端緒として出版されたものであり、具体的なデータも豊富であり、非常に勉強になる本。
    本書の出版後、男性の育児休業をめぐる状況は大きく変化した。平成22年6月に育児・介護休業法が改正され、さらに男性の育児休業が促進される環境が整備された。最近ではイクメンプロジェクトなどにより、育児に参加する男性、イクメ

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    2012年05月27日
  • 男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット

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    ネタバレ

    2004年3月に発行された本で、掲載されている事例や状況はほぼ20年も前のことであるが、実状は当時も今も変りない。この事を著者はどう受け止めているのだろうか。

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    2020年03月16日
  • 男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット

    Posted by ブクログ

    これのレポートかかされました。
    新書を最初から最後まで読んだのは初めてかもしれません。いつも新書はとびとびで読んでるので。
    ワーカーという単語がかなりはまった。もうお腹痛くなるぐらい笑いました。ごめんなさい。

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    2009年10月04日