三浦有史のレビュー一覧

  • ОDA(政府開発援助) 日本に何ができるか

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    久しぶりにこういう系の新書。
    どんどん新しい知識が体の中に吸収されていく感じがして、読んでて楽しすぎた。ってことで、★5つ。多分、読むタイミングが違えば評価も違ったやろけどww

    内容としては、
    「日本のODAってよく批判されてるけど、実際のとこはどうなの?」
    っていう出発点から、日本のODAを他国と比較しながら分析していく感じ。
    日本のODAは『借款』が中心で、『贈与』の割合は(他の先進国と比べれば)低い。ただ、それは借款をすることで、甘やかしで終わらないために必要なことであり、本当の意味での「開発援助」と言えると述べられている。しかし、一方で、日本のODAは円借款が中心で、「お金

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    2010年11月05日
  • 脱「中国依存」は可能か 中国経済の虚実

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    ネタバレ

    経済的に深く結びついた日本と中国で、最近「デカップリング」という話をよく耳にします。
    それについて小生は、「ホントにできるのかな?」と常々思っていましたので、本書を手に取りました。
    本書は一般書と言うよりも、ほとんど専門書に近いと感じました。あまりにもデータが多く、内容が精緻なので、読むのが大変なのです。
    まず、冒頭に著者が、イメージする姿として、世界の工場である中国といえども、日米を排除したサプライチェーンを構築することはできないと始まっています。
    そして、著者は執筆の動機として、以下の言葉をつづります。
    「日本は、中国の隣から引っ越すことができず、相互依存関係はますます強まる。であれば、好

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    2023年04月06日
  • ОDA(政府開発援助) 日本に何ができるか

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    ODAの入門書。同期の一部がこの業務に携わる為、読んでみた。日本はODAを通じて発展途上国(東アジア)の貧困削減・経済発展に成功した唯一の国と言っても過言ではない。筆者は日本のODAを他国も見習うべきだと主張すると共に、東アジアへの支援は別の形に移行すべきだと言う。それは「ハード中心」「二国間」「一方通行」的な協力から、FTA締結や地域協力の推進を視野に入れた「ソフト中心」「多国間」「双方向」的な協力へというものだ。また筆者はODAの「触媒効果」を期待する。つまりODAがソフトインフラ整備を通じて民間活力を誘い出す触媒になるということだ。そのための「知的支援」において日本はODAのリーダーにな

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    2009年10月04日
  • ОDA(政府開発援助) 日本に何ができるか

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    ODAの在り方を、日本の東アジアに対して行ってきたODAや
    アメリカや世銀の立ち位置を踏まえつつ解説し、今後を展望する一冊。
    しくみや理論による説明が多くやや難しかった印象。
    もう少し具体例やエピソードを例にとって説明いただきたかったと思う。

    反面、日本とアメリカ・世銀の援助に対する考え方の差や
    昨今の国内にあるODA批判の考え方、
    また中国に対するODAなどについては面白く読むことができた。

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    2013年03月31日
  • ОDA(政府開発援助) 日本に何ができるか

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    ODAについての論点が豊富なデータと共に語られる。紐付きではないか?戦略性が、主には外交性がかけているのではないか?という疑問を見事に解決してくれ、ODAについて誤解していた自分を反省。しかしながら私が手にとったのは2003年版であるため、中国など、現在とは実情が違うこともあった。

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    2012年06月17日
  • ОDA(政府開発援助) 日本に何ができるか

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    コンパクトで入門書として最適。しかし入口(ODAが必要かどうか)というところで道を違える人には物足りないかも。新版発行に期待。

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    2012年06月05日
  • ОDA(政府開発援助) 日本に何ができるか

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    とりいそぎ「ODAとは何たるや」を知るために買いました。
    非常に奥が深い問題なので、今後知識を深めるためのキーとなりそうです。

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    2009年10月04日