Unit Vanillaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに読んだけど、やっぱりいいな。また何度も繰り返し読むんだろうな。
特に中国編。この胸の抉られ方は木原音瀬だと思ったけど、今読んでも確信は深まる。
紅蓮は痣でからかわれてたいか捻くれて劣等感たっぷりで性格最悪。寝台に腰掛けて靴下を脱がせるのがオッケーの合図とか小悪魔。言葉も舞台が中国だからか古風な漢字で雰囲気のある淫靡を醸し出してる。木原音瀬(決めつけ)感たっぷり。いい。たまらなく好き。
エジプト編も好きだけど中国編は名作。
かんざしや瑠璃や鷹峻の美しさの描写。
鷹峻がいなくなってから大切さに気付く。
立場を利用するために近づいたのに、盲目になり立場を捨てた鷹峻を愛してることに気付いて -
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Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻は大正任侠編と、現代編。
大正編はそこそこ楽しく読むことが出来ました。
またも身分違いの戀だったんですが、ここは任侠物。
抗争だとか弔い合戦だとか色々とあって、一時は攻様が死んで終わりかと思われたんですが、なんとか一命を取り留め一安心。
なのもつかの間、大正、昭和とくれば、その時代は太平洋戦争ですね。
やっぱりここでもふたりは幸せにはなれませんでした。
で、現代編に話は戻り、エジプトのど真ん中で不時着した飛行機。
ここでティティと蓮、剛将は砂漠のど真ん中で迷子になってしまいます。
そして彷徨った砂漠の中に現れた、あの因縁の始りの古代神殿が姿を現し。
もうね、ティティの最後のシーンに涙が -
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ネタバレ内容は、エスパニア侵略者×インカ帝国の王族
この萌え設定にもかかわらず、私はなぜか萌えず……パンチが足りないというか。柔らかいの、表現がとても。
ラストがうやむや感があって入り込めなかったのが残念。
結局、ふたりの末路はどうなったんだろ……。
で、江戸編。この話だけ、全体で抜きん出てる印象。
貧乏御家人×鉄仮面の身代わり上様という設定。
先を読むのが怖いのに、読まずにはいられないというか、無理矢理読まされてしまう感。お話も半端ないくらいせつなくて、その悲恋っぷりといったら中国編の比ではない。
おもっそ、主人公死にますから。
ホント、今までの6回分で、中国編と江戸編だけが主人公の死ぬ様子を詳細 -
Posted by ブクログ
ネタバレずっと、シリアスでハラハラしながら、尚且つ、ロマンティックさに酔いながら読んでたのに、4巻目の現代編はテンションが全然違います。
今までの話は、奇跡的に出会った恋人同士の切ないストーリーです。
でも、現代編は無理あり出会わされた『過去の関係を認めたくない者』同士のストーリーって感じです。
仲の悪すぎ具合が半端ないですw
これって、今までで一番、合いそうもない二人じゃないかってくらい相性最悪に見えましたw
言い争ったり、喧嘩したり、そういうことは今までもありましたが、それはツンデレだったり立場上仕方なくだったりだったと思います。
それが現代編は本気で嫌がってる気がしますw
でも、コンビネー -
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前世で恋人同士だった者たちが、転生を繰り返し、生まれ変わっても再び巡り会い、愛し合う。
そんな運命の恋に、多感な年頃の乙女は誰でも憧れるものでしょう。
しかし、その恋は決して幸せに終わるものではなく、やるせないような最後を迎え、来世に続いていきます。
4人の作家さんのリレー小説ではありますが、それぞれの話が独立しながらも綺麗に繋がっており、全4巻で1つの壮大な物語として完成されています。
また、1つ1つの話もクオリティが高いので、好みのCPの巻だけ買って読んでもそれはそれで楽しめる作品。(ただ、所々に伏線が張られているので他の巻も気になってしょうがなくなるでしょうが)
ちなみに、どの話をどの先 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ遙か昔エジプトで愛し合った王子アケトと神官セシェンの犯した罪により、神罰が下ったふたりの果てしない転生物語です。
もうね、転生物って時点で私には地雷なんですけど、けどっっ!!
でも大好物なんですよ。
ただ、昨今のBL業界にあって、ここまで容赦なくカップルのどっちか、もしくは両方がひたすら死ななきゃならない救いのなさに、ちょっと尻込み。
猛烈な悲恋物なので、読む人を選ぶシリーズなんですが、おすすめです。
個人的には因縁の原因になったエジプト編よりも、古代中国編に激萌え
しました。
転成繰り返してゆくので、過去の記憶は持ち合わせてないにもかかわらず、エジプト編でアケトがセシェンに言った金細工師の -
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