放生勲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
妊活をしていて思ったよりも簡単に妊娠しないんだなと感じたので、本屋で見つけた1冊。
その時は気持ちが落ち込んでいて、なんだか前向きになれてサクッと読めそうな本が良かったのでこれにした。
この本が全て正しいわけではないし、「これで妊娠した方も多くいます」「少なくありません」など、具体的な数字が入っているわけではなく、あくまで著者の主観であることに注意した方がいいかな。
でも、妊活の情報がネットに溢れている中、ひとつのきちんとまとめられた情報として学ぶのにはとてもいいと思う。
ただ、妊活の本は何冊か読んだ方が知識の偏りがなくいいと思う(^^)
酷評?みたいな感じになってしまっているけど、わた -
Posted by ブクログ
借りたもの。
「妊娠スタイル」とオブラートに包んでいるけれども、内容としては不妊治療の本だった。それだけ35歳が節目であると痛感。書いてあることは基本的なことだけれどもそれだけ大切。
文章は読んでいてほっとするような、希望があるような文体。
不妊治療をはじめるにあたり辞め時を決めること、基礎体温を記録し、ふたりで行うタイミング法が大切であること。卵子力だけでなく精子力も大切であること……
体外受精など高度医療は科学的システムとしては理にかなっていても、それを行うことで必ずしも授かる訳ではない。
出産とは不思議だと思う。
著者は体感的に、女性がリラックスしている状態の方が授かりやすいという -
Posted by ブクログ
10対3の法則について知りたくて読書。
最初に常識を疑うという内容がある。本書は常識なるものを疑うという著者の視点があふれている。
パソコンはスペックを追わないはいいと思う。ハイスペックなパソコンは必要ない。使う機能はインターネットとメール、ワープロだけという点も同感できるが、所有する6台が10年前の中古品というのは同感できない。
本書発売の時点でもWindows XPはサポートが終了していたと思うので、セキュリティに問題がある。またハード障害率も高くなるだろうし、データをすべてクラウドや別のストレージに入れておくならいいが、常に冷や冷やしながら使うの精神衛生上どうかと思う。
自分が行 -
Posted by ブクログ
今や26〜27人に一人、約4%の子供が体外受精児と言われている。
少子化対策のもと、自治体等からの支援もあり、40歳を超えての初産も決して珍しくはない。
高齢出産、卵子の老化、男性不妊.....。
私たちの周りには科学技術が溢れ、その恩恵を受ける人の割合や知識の浸透具合はますます増大している。
しかしちらほらと耳にするのは、何百万もかけたけれど、結局うまくいかなかった、という話。
そういった「失敗」の話はあまり語られず、ひっそりと当事者の悲しみと一緒に葬り去られる。
今の不妊治療のあり方はこれでいいのか。
医療従事者も、患者の側も、信じたいもの、見たいものしか見ていないのではないか?
そこに踏 -
Posted by ブクログ
個人的には縁はないが、周囲で俄かに不妊治療を始めたという話に触れる機会が増えたため知識増強のために購入。今や出生児の27人に1人が体外受精児だというから、医療の分野ではかなりポピュラーなトピックの一つと言えるだろう。しかし本書によれば根拠の不確かな指標が用いられることにより「必要のない患者」が高額な治療費を要する不妊治療へとミスリードされているうえ、そもそもその体外受精の周期あたりの成功率も7分の1程度しかないという。一応不妊治療には助成金が出ているが、著者はそれがユーザーではなくクリニックへの助成となってしまっている現状を指摘し、これを打破するには施術という「過程」ではなく、妊娠という「結果
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Posted by ブクログ
全体としては悪くない。なるほど!と思える指摘もあり、読んでよかったと思う。
ただし、タイトルにもある「がんばらなさ」のせいなのか、知的興奮の度合いが低く、読んでいてテンションが上がらない。つまり、「よしやってみよう」「著者に耳を傾けよう」「納得したわけではないけど、この著者がそういうなら騙されたと思ってやってみよう」という気持ちが起きない。
単に、私がこういうアイデアハック、ライフハック的なノウハウに大量に接して麻痺してしまったのかもしれない。
それにしても、「頑張らないで頑張っている人と同じ成果を出しましょう」というマーケティングも良し悪しだな、こちらがその気になれない、という気づきは面白か