あらすじ
いま、女性の出産年齢は30~35歳が最も多く、次いで20代後半と30代後半がほぼ同数で並びます。そして出産リスクが高くなる35歳以上の初産が出産全体の20%近くになる一方で、不妊に悩むカップルも増加。その大きな理由は、卵子の老化です。この本では、2000年に「不妊ルーム」を開設して以来、1600組のカップルを妊娠に導いた産婦人科医が、30代、とくに35歳以上の女性を対象に、妊娠力が確実にアップする「妊娠戦略」を実例を交えて伝授します。主婦と生活社刊。
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Posted by ブクログ
とても明快な内容で、メンタル面においても参考になった。
不妊治療を受けるときは、まずプランニングをして「やめどき」を考えておくべき。
闇雲に治療を受けず、こちら側もしっかりと意思を持つことが大切。
メンタル面では、やはり前向きになることが重要であり、リラックスして焦らず構えるという姿勢が大切だと思う。
不妊治療にとらわれず、よりよく生きようという姿勢が人生を豊かにするのだろうと思った。
今の私には非常にためになる一冊だった。
Posted by ブクログ
借りたもの。
「妊娠スタイル」とオブラートに包んでいるけれども、内容としては不妊治療の本だった。それだけ35歳が節目であると痛感。書いてあることは基本的なことだけれどもそれだけ大切。
文章は読んでいてほっとするような、希望があるような文体。
不妊治療をはじめるにあたり辞め時を決めること、基礎体温を記録し、ふたりで行うタイミング法が大切であること。卵子力だけでなく精子力も大切であること……
体外受精など高度医療は科学的システムとしては理にかなっていても、それを行うことで必ずしも授かる訳ではない。
出産とは不思議だと思う。
著者は体感的に、女性がリラックスしている状態の方が授かりやすいという。
……妊活向け雑誌が若干スピリチュアルだったり、温泉や旅行、料理などが中心なのもそのためか。
漢方とか、ホリスティックなもので補うことも提案。
あと、妊活に捕らわれてセックスをするのではなく、普段からもメイクラブ、スキンシップが大切なのだと思った。
(旦那もリラックスしてもらわないとね)