麻生太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
様々な社会問題・事象について異なる視点から述べられている点が非常に面白く、だからこそ、日本という国について希望を持てる内容だったのではないだろうか。
「この問題をこう見るから問題なんだ。実際こうじゃないか。こう考えるじゃないか」と述べる一方で、具体的にどう取り組めば明るい方向へ向かうことが出来るのか、将来的にどうなるのかというヴィジョンが欠如していたように思える。
全体的には日本という国に対して国民として希望を持てる。
また、日本国が行なっている各政策はマスコミが書き立てるほど無駄なことでも無いし、彼らが書かないような効果やエピソードだってあるんだ。ということを知ることが出来る。
印象 -
Posted by ブクログ
世界から見た日本をもっともよく知る人物であると言える外務大臣の麻生太郎さん。
血筋は吉田茂元首相を持つサラブレッドであるが本人は「私は劣等生だった」と言うのもありどこか人間味の溢れるまっとうな政治家です。
本の内容は一言で言えば「日本人には気付きづらいけれど外から見たら日本はホントにスゴイのだ」ってところです。
外交の成果なんてメディアは悪い面だけしか映さないので必読です。
政治家「麻生太郎」はこの一冊を読み終えると感じるかもしれないけれど自分の考えを述べた後に「・・・どうだろうか?」と続く場面がけっこうある。
性格なのか口癖なのかは分からないけれど民主主義だし対話型の政治家でしょう。
次期 -
Posted by ブクログ
言ってることは分かる。賢い人だと思う。
自分は2024年現在大学3年だが、周囲の学生を見ていると「この人大学来るよりもっと職に繋がるような進路を選んだほうが良かったのでは??」という人をよく見かける。
つまり大学が研究施設ではなく、学校化している。
研究に興味のない学生が多すぎる。彼らの人生の喜びや教員の手間を考えても、全員が高校卒業後、すぐに大学に行く必要はないと思う。必要を感じたときに行けば良い。
これへの解決策を麻生さんが10数年前にこの本で述べている。なのに現在はこんな状況。
総理にまでなったくせに。
出来なかったのか。
やらなかったのか。
最近星野リゾートが大学一年から内定出すよ -
Posted by ブクログ
【一口感想】
「「アジアン・イズ・ビューティフル」。日本は今も昔も輝いている」
【3行要約】
・総理大臣も務めた麻生太郎さんが描く「戦前と戦後の日本」と「ソートリーダーとしての日本」
・戦後の日本が日本人の誇りを失わず走り続けてきたことがアジアの復興につながった
・国力の回復も、アジア圏のリードもすべては日本のおもてなしの心によってもたらされた
【所感】
秋葉原で演説にたったことと、自身がマンガ好きであることを公表したことから、いわゆるオタクの人たちに大人気となった麻生太郎元首相が、日本の強さについて書いた本。以前から保有していたまま積ん読になっていたが、トランプ氏が米国大 -
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特定の人たちには閣下という相性で呼ばれている元総理大臣が書いた本。
元総理大臣が書いた本と言えば、小泉さんや橋本総理の書いた本なども呼んだことがあるが、それらと比べて幾分さっぱりした感じで読みやすい。
本の内容はタイトルの通りであり「日本がどれだけ凄い国か」ということ。
最近は政治家も日本は凄い国だなどとあまり言わなくなった。口を開ければ悪い話しばかり。それが事実だったとしても、癌患者に毎日病状を伝えるだけの医師など不要なのだよ。と思ってしまう。そんな中でこの本を読んだからか、政治家が日本の自慢話をしているのは新鮮に感じた。
日本が凄い国だという話し以外では靖国問題についても書 -
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麻生太郎と言えば、つい最近までは”吉田茂の孫の七光議員”というイメージしかありませんでしたが、国会議員で唯一と言ってよいほど、日本が世界をリードしている”漫画”について肯定的なイメージをもっている人だと思います。
暗い日本悲観論が横行するなかで、元気付けられる本でした。また、靖国神社が他の神社とは異なるものであることを初めて知りました。
以下は面白かったポイントです。
・日本は成功も失敗も進んでさらけ出すことが出す国である、日本の強みは以下の通り(p21)
1)ソート・リーダー(先駆者)
2)財政における自動安定化装置(累進課税制度)
3)国対国の関係に、上下概念を持ち込まな