倉地克直のレビュー一覧

  • 江戸の災害史 徳川日本の経験に学ぶ

    Posted by ブクログ

    『江戸の災害史』となっているが、ただ単に江戸時代に起こった災害について述べるのではなく、その災害に応じて、幕府や藩、町・村といったシステムがどのように機能したのか、つまり災害対応していったのかを丁寧に述べている。

    本書を読んで、やはり日本は自然災害が多い国だということを思い知る。
    地震はもちろん、火山噴火、大雨・洪水といった自然災害に見舞われる。

    忘れてはいけないのは、「飢饉」という災害である。

    現代では、正確な天気予報、容易にその情報を入手・活用でき、また、自然環境に強くなるように品種改良されてきたおかげで、飢饉といった自然災害はほとんどなくなったが、いつ何時、そのような災害が起こるか

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    2016年11月23日
  • 全集 日本の歴史 第11巻 徳川社会のゆらぎ

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    襲いかかる災害に幕府の威光は危機にさらされる。
    ほころびはじめた徳川幕府と成熟する民衆の力。
    歴史が未来を切り拓く。

    [ 目次 ]
    はじめに 成熟か、停滞か
    第1章 綱吉・吉宗と「公儀」
    第2章 享保と天明の飢饉
    第3章 田沼時代と国益
    第4章 「いのち」の環境
    第5章 都市と「世間」
    第6章 社会の胎動

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかっ

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    2010年06月26日