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Posted by ブクログ
『江戸の災害史』となっているが、ただ単に江戸時代に起こった災害について述べるのではなく、その災害に応じて、幕府や藩、町・村といったシステムがどのように機能したのか、つまり災害対応していったのかを丁寧に述べている。
本書を読んで、やはり日本は自然災害が多い国だということを思い知る。
地震はもちろん、火山噴火、大雨・洪水といった自然災害に見舞われる。
忘れてはいけないのは、「飢饉」という災害である。
現代では、正確な天気予報、容易にその情報を入手・活用でき、また、自然環境に強くなるように品種改良されてきたおかげで、飢饉といった自然災害はほとんどなくなったが、いつ何時、そのような災害が起こるかわからない。
繰り返しになるが、「日本」という国土は、ほんとうに自然災害が多い国で、それが、時を経ずして、あちこちで起こっているということ。
そういう脆い環境の中で成り立っているということを痛感した。
「あとがき」にもあるが。「『歴史から学ぶ』とはどういうことか」を考えるよい本だった。
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