カムのレビュー一覧

  • 山響呼

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    ネタバレ

    カムさんのデビュー作の短編集。
    『王様と魔女』…魔法で鳥になった王様と魔女の話
    『逃亡前夜』……不変の誓いを破った吸血鬼の話
    『夜のおばけ』…祖父の遺言に縛られる男の子の話
    『山響呼』……… 山に住む”やまびこ”と女の子の話
    『夜店』…………眠れない男の人の話
    の五編が収録されています。

    『夜のおばけ』がすごく好きです!
     ”死んでしまった大好きな人”との向き合い方を、手探り状態で考えるこどもが丁寧に描かれていました。
     死体に触るのには不思議な恐さがあります。
    その理由が、作中の台詞を読んですっきりしました。
     主人公のなの君の弟、にお君もすごく可愛いです。

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    2014年07月09日
  • キラキラ光る嘘の粒

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    嘘つきの言葉から本当の言葉を探すにはどうしたらいいの?
    嘘はご法度の「占い姫」と嘘の達人「弥次郎」。
    相容れない2人が織りなす冒険奇譚!
    相反する2人が傷付け、支え合い、その先にみつけたものとは?

    ほんとにITAN作品はみんな個性的で独特な感性に触れることができておもしろい。
    今回は、嘘がテーマです。
    作者さんが言っているように、嘘のない人生なんて愉しみがないってことばから、物語を膨らませたらしいのですが、嘘をつけない占い師にウソをつかせようと回りはするわけです。
    これって嘘も方便な方の嘘ってことですよ。
    たしかにやさしいウソなら時には大事なこともありますもんね。
    だけど、占い師には占い師な

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    2015年01月07日
  • 山響呼

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    評判通り、良作だった。さすがITAN!
    また別の作品も読んでみたいと思った。どの作品にも共通する「ちょっと不思議」感が絶妙。

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    2014年01月04日
  • 山響呼

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    ネタバレ

    表題作の山響呼と王様と魔女、夜のおばけと夜店が特によかった。ほとんどじゃない。
    べたべたしたものを爽やかと勘違いするような妖怪ものがある中、サッパリしていてよかった。うん。
    当てこすりぽくなってしまったけど、感傷に浸りすぎないで、わかり合えなくて、理解出来なくて、よかった。

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    2013年09月24日
  • キラキラ光る嘘の粒

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    ネタバレ

    自分の占いを信じてもらうために一度も嘘をつかずに生きてきた「占い姫」と、嘘つきな「弥次郎」(と仲間たち)の少し冒険な物語。

    作者の方が二次ソーサクされてた頃好きだったので、『山響呼』に続いて購入。
    カム先生の描かれる子ども(特に男の子。。)はやっぱりかわいいなあと思います。双子とナワルピリと王子がすきです。


    以下きびしめの感想。
    占い姫のキャラが最後までよく掴めませんでした。1話の途中まで、正直すぎて不器用なところのある淡々とした子かと思ってたので、爺やに泣きつく場面がやや突然な印象。
    わりと泣き虫だったり甘いところがあったりで私のなかでイメージが最後まで迷子でした。。(最終話のは、性格

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    2015年02月06日
  • キラキラ光る嘘の粒

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    嘘をつかずに生きてきた「占い姫」と、嘘つき「弥次郎」の嘘にまつわる物語。3話の『祭日の神』が好きだった。

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    2015年01月13日
  • 山響呼

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    絵がかわいい。おおかみもふくろうも山響呼も。魔女のマントも素敵。

    メモ

    王様と魔女 魔女と三匹の狼と梟の王様
    逃亡前夜 愛を知った吸血鬼
    夜のおばけ おじいちゃんはどこ?
    山響呼 移ろいを見るだけのもの
    夜店 見たい夢は


    残されるものの痛みがテーマの短編集か。魔女と山響呼は続きが読みたい。特に山響呼~~これストレートに読んだらわりとよくあるすれちがい母子愛物語で山響呼は正直誰でも良かったくらいの扱いであのコはまた母親になっちゃうだろうが淋しい山響呼プロローグとしたらさ!気持ちのちからに気付いた山響呼の成長譚が読みたいな~~人魚の森みたいになるか人間に戻るのか仲間を作っちゃう

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    2013年09月10日
  • 山響呼

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    一つの話につき二人以上の主人公がいるような感じでした。モノローグも少なく、叙事的な映画やドラマのようでした。お話は、結末にむけて設定や思いが明らかにされていく感じで、ただ叙述するというよりはミステリーに近いです。
    登場人物は、人間:人間以外が6:4くらいでしょうか。それぞれのキャラクターが自分の中の何かに気づき、一歩前に進むような話型です。
    キャラクターの年齢や性別が偏っていないのが、この作家さんは人間や生き物そのものを愛しているんだなあ〜と感じられて良かったです。人が変わる瞬間、自分を受け入れる瞬間、物事の認識を優しいほうや明るいほうへ変える瞬間が好きなのだな〜と!
    ただ全体的にテンションは

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    2013年08月17日