ドリージョーンズヤングのレビュー一覧
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スターバックスの創業当時からの成り立ちはとても勉強になった。
元々、スターバックスは豆売専門店だったが、ハワードシュルツのエスプレッソやコーヒーへの情熱が現在に至るスターバックスの発展の原動力となった。
あとはハワードシュルツの上昇志向。シアトルから全国へ拡大していく過程の話は本書でも一番興味深かった箇所かもしれない。
後半は会社の規模が大きくなり、それにつれて登場する社員や幹部も増えてきたが、会社として軸がブレることなく、決めた方針に真っ直ぐ進むことの大変さ、そして重要さが伝わってきた。
本書全体の内容としてはコーヒーのスキルや知識ではなく、ハワードシュルツのスターバックスへの熱い情熱と経 -
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ネタバレスターバックスという空間は、どのようにして作られたのか?
世界の大きな都市にはどこにでもあると言っていいほどの店舗数を構えるスターバックス。
イタリアの深煎りコーヒー「エスプレッソ」を主軸に今まで歩んできた数々のストーリー。
『スターバックス成功物語』
会長兼CEOのハワード・シュルツ氏が綴る、自己啓発の要素を含むビジネス・エッセイ本。
本書を読んで印象に残った3点を紹介します。
1つめ、社員とコーヒーの品質に重点をおいた社訓
2つめ、自分を導いてくれる助言者を探し続けること。
3つめ、損得だけではない思いやりの思考
会社の目的は利益を求めることではあるが、スターバックスは収支が赤字に -
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Posted by ブクログ
私にとっての「スターバックス」は、単なる喫茶店ではなく、心を落ち着かせる場所である。
もちろん、コーヒーを含めて飲食メニューの質も高い。
仕事の後、買い物の途中、ゆっくり読書をしたい時、あらゆる時の選択肢の1番手となるのは「スターバックス」だ。
その「スターバックス」をいかに素晴らしい企業として成長させてきたか、またどんな困難に立ち向かい乗り越えてきたかが本書には書かれている。
小売業が厳しい競争に晒されている時代に、どうして「スターバックス」は、他より高い単価にもかかわらず成長し続けられるのか(現在の経営状況を見てないので、間違ってたらすみません。)
本書を読めば、他の企業との違いが分かると -
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Posted by ブクログ
貧困から抜け出すために努力に努力を重ねた男がコーヒーに魅了されて、コーヒーを武器に世界を征していくお話。
とくに創業立ち上げ~買収完了辺りまでが面白かった。コーヒー豆を売る店からカフェを併設し、カフェラテをヨーロッパから輸入し、フラペチーノを売る……投資家から資金を集め、買収し、店舗を拡大して海外にまで進出していく。企業が成長して拡大していくのはワクワクしながら読むことができた。
ただ、後半の大企業になって多くの人間を束ねるトップとしてどうあるべきかみたいな記述が増えてくるのだけれど、どうにもイメージが掴みにくいし、まあ、大変なんだろうな、と思うけど、でも、だから何?綺麗事だなあ、という感じ -
Posted by ブクログ
スタバの成功要因を創業者本人が語ったもの。1998年に書かれたものなので、現在のスタバの戦略とは異なる部分もあるが、稀代の起業家であるシュルツが何を考えていたのかを知るのは意義がある。
価値観
企業の文化を確立する。社員を採用するときも、あなたと同じ情熱、意欲、目標を持つ人物を選ぶ事が大切である。そういう人たちと一緒に、社内文化を確率しなければ成功はおぼつかない。
スタバが提供する価値
ロマンチックな味わい: スタバで過ごす時間は単調な日常からの開放である。
手の届く贅沢: 労働者も医者も、自分へのちょっとしたご褒美としてコーヒーの味を楽しむ
第3の場所: 職場や家庭と違う場所を求める人の -