渡邊奈々のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2009年6月15日
いろんな社会問題を、福祉ではなくビジネスで解決していこうというのが、社会企業家=ソーシャルアントレプレナー。
この本には18人の社会起業家が紹介されています。NYのスラムにHIV感染者のホームレス専用のアパートを作った人、国境なき医師団、病院で子ども達を笑わせるピエロ、マラリア防止の殺虫蚊帳(かや)、SRIファンド、途上国の貧困層のための激安補聴器や白内障手術、エイズ患者の施設のアートセラピスト、フェアトレード、敵対民族の子どもを集めた交流キャンプ、フリースクール、などなどなど、、、
すごい感動して読んだんだけど、どの人も、すばらしく学歴高くて、いわゆるエリート。
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Posted by ブクログ
以前、留職プログラムのクロスフィールズさんの話「働く意義の見つけ方」を読んでから、社会起業家という存在に興味が出たので読んでみた。
働く意義についても考えさせる部分がたくさんあるいい本でした。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
貧困を救う格安医療事業プランナー
デビッド・グリーン(プロジェクト・インパクト代表)
「大学生の時、一生と言う時間の使い方について考えた。金儲けのために使うか、社会改革のために使うか、のどちらか。そして僕は後者を選んだ。すぐに注目したのは富の大部分が企業に集中しているということ。企業こそ、社会改善のポテンシャルを秘めている。だから僕は、活動内容自体が家行利 -
Posted by ブクログ
-一足先に世の中の問題と矛盾に気づき、何かを変えたいと思って、内側から輝く光を発している、そんな魅力的な社会企業家たちの働き方を通して、自分の将来を形づくる手がかりを模索する人たちに何かのヒントを提示できれば・・・-
産業革命以後、経済活動=「消費セクター」と教育や公共福祉、環境=「社会セクター」とに分けられて、お金を稼ぐことと社会貢献的なことが別々にしかできない、というのがいまの私たちの社会の不幸の始まり。中田英寿さんも「Take Action」という活動を立ち上げたときにいっていましたが、自分がやりたいことをやって、お金もはいってきて、それが世の中の誰かのためになるって、いいですよね。N