渡邊奈々のレビュー一覧
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「その子、その子のいいところを見つけて、人格の基盤をつくります。そして、その基盤が固まりそうになったら、周りの人たちとのコミュニケーションする能力を育てていく。そして、それができるようになれば、それぞれの好きなこと、得意なことを見つけて、それを通じて自分以外の人の役に立つことへの実感をもたせるんです。」p193 スマイルファクトリー代表 白井智子
「去り際の印象しだいで子供たちに「また来てほしい」という気持ちが芽生え、何かを楽しみに待つという気持ちが健康の素になる」p181
「神様はどうして僕にこんな幸運を授けたのだろう、きっと何か理由があるに違いない」p146
アクション
日本人の心に -
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21世紀型ビジネス=ソーシャル・ベンチャー
NPO/NGOを動かす18人の熱いメッセージ!!
本書は、ニューヨークで活動する日本人写真家の渡邊奈々が出会った18人のヒューマンストーリーです。
巻末の解説で、慶応大学教授の金子郁容教授が言っています・「...社会の「おかしなこと」を少しでもよくしようと、自ら動きだし、普通なら「そんなことが仕事になるはずがない」と思われることを、コンパッション(=情熱とひたむきさ)と冷静なプランニングによって、事業として成立させている人たちだ。」
私は、これまで仕事を通じて多くのNPO関係者と接する機会があったが、そのうちの何人かは、コンパッションをもって、 -
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著者の渡邊奈々さんはNYで長年在住している写真家。
そんな彼女が社会起業家を追うようになったのは、友人のアメリカ人に言われた何気ない一言からだったという。
本書では社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)が実際にそのような活動をしているのか具体的事例を混ぜながら、
本分野における学問的用語の解説も所々織り交ぜずつ論じられている。
また巻末では金子郁容・慶應義塾大学SFC/大学院政策メディア研究科教授によるソーシャルアントレプレナーとは?という解説と巻末には著者によるソーシャルベンチャーの意義や文化的背景などについてなどの所感が書かれていると同時に、読者へのメッセージが最後に発信されている。 -
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世界各国で活躍する社会企業家、ソーシャル・アントレプレナーへのインタビュー集です。
様々な分野で社会をより良くするために活動する人たちが、どのような活動を、どのような想いを持ち、どのような経緯で始めたのかということが紹介されていきます。
やっぱり自分もこういう働き方が、生き方がしたいと強く思える人たちばかり。かっこいい。
自分自身は何のために大学時代ボランティアに取り組んだかって、やっぱり大げさかもしれないけれど世のため人のためになるような「何か」をやりたいわけだ。
そしてこの本に出てくる人たちはそんな想いを「大げさなもの」だとは思っていないわけだ。
漠然とした想いを、具体的 -
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■学んだこと
・心のキャピタリズムに沿った多層値段付与システムを活用する。
・政府や企業からの援助を一切必要としない、独立経営のモデルに意味がある。
・巨大企業によって貧困層には手の届かない贅沢品となってまった医療を、大量生産と適切な利幅によって、医療本来の姿に取り戻してくれた画期的な社会起業なのである。
・制作より人の道を優先する・
・ルドルフ・ジュリアーニ市場が事実無根の理由で援助を取り消して、運営資金を半分カットした→独立経営の安定感
・お上の機嫌を取りながら恵んでもらうという従来のNPO的経営では社会問題は解決できない、。
・イノベーティブな方法でホームレス問題にソリューションを提供し