鈴木洋一郎のレビュー一覧

  • 見えない宇宙の正体 ダークマターの謎に迫る

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    ネタバレ

    ダークマターがなぜ仮定されたか、そしてその候補の探索の現状についてわかりやすく解説。また、時折挟まれる科学業績の先陣争いの人間的な話が興味を惹く。

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    2021年09月07日
  • 見えない宇宙の正体 ダークマターの謎に迫る

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    某映画を見て、ダークマターについて勉強しようと思い挑戦。やっぱり文系初心者には難しい…。
    それでも難しい箇所はあるものの、語り口が優しいためか、ダークマター存在の理屈、実験の仕組みなどは、だいたいながらイメージできた。
    単に宇宙から飛来する何かしらの物質を望遠鏡なり装置なりで捕まえればいい、という話ではないのね…。
    こういう物質を使って、このような反応を、こうしたもので検知できればOK!という実験装置の工夫は初心者からしても面白い。
    まだまだしっぽすら捕まえられないダークマター。
    自分が生きているうちに発見されるだろうか?
    もし発見されたら、どんな実験装置で、どんな理屈で見つけられたかも注目

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    2023年11月14日
  • 見えない宇宙の正体 ダークマターの謎に迫る

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    素粒子は,宇宙のたった5%で,68%がダークエネルギー,27%がダークマターだという.そのダークマターを一般向けに解説した本である.著者は実験物理の専門家で,ダークマターを捉える工夫を中心に話が展開する.良くも悪くも「見えない」ものをどう考えるかというのが主題である.

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    2022年06月25日
  • 見えない宇宙の正体 ダークマターの謎に迫る

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    ダークマターが一体何物なのかを探究していく様子を書いているのですが、何しろ最先端の科学者が何十年も解答にたどりついてない問題なので、内容も最先端で難しいです。少し勉強してから読み直すともっと面白く読めそうな気がします。

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    2021年02月09日
  • 見えない宇宙の正体 ダークマターの謎に迫る

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    ダークマターの存在は聞いたことがあって興味をもち手に取ってみた本書。結論は「まだ分からない」だし正直1割も理解できなかったが、銀河の回転速度からダークマターという推測があがってきたというのが分かってよかった。宇宙はすごいし、これでスターウォーズがもっと楽しめそう。

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    2020年12月18日
  • 暗黒物質とは何か 宇宙創成の謎に挑む

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    ものすごく頭のいい人が、ものすごく難しいことを、普通のひとにわかりやすく教えてくれる教科書みたいな本だと思います。

    でも、書いてある内容がわからないこと「宇宙の全質量のうち星や星間ガスなど「普通の物質」が5%、27%が暗黒物質、68%が暗黒エネルギーと考えられる。」なので、結局良くわからなかった。

    1936年にアインシュタインが預言した重力レンズは1979年に発見された。1964年に存在が預言されたヒッグス粒子は2012年に発見された。
    著者は、暗黒物質を探索するために上岡鉱山の地下に設置されたXMASS実験のリーダーとして暗黒物質の発見に挑んでいる。
    物理学者の論理的な預言は、きっと近い

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    2013年12月19日