吉田煕生のレビュー一覧

中原中也全詩歌集（下）

中原中也 / 吉田煕生

なかでも感動した詩はこれじゃ
『春宵感懐』
『悲しい歌』
『春日狂想』
『夏過けて、友よ、秋となりました』
『野卑時代』
『山上のひととき』
『お天気の日の海の沖では』
『Qu’est ce que c’est？』
『別離』
『ひからびた心』
『一夜分の歴史』


ひからびたおれの心は
そこに小鳥がきて啼（な）き
其処（そこ）に小鳥が巣を作り
卵を生むに適していた

ここ笑った

中原中也全詩歌集（上）

中原中也 / 吉田煕生

仮名遣い、漢字等おそらく其の儘で有り、雰囲気的にも楽しめるо中也の詩、メルヘンの中に直球で伝えたいことがガンガン入ってくるから、読んでいて切なく成るо
でも凄いなァこの人о