本間長世のレビュー一覧

  • 共和国アメリカの誕生 : ワシントンと建国の理念

    Posted by ブクログ

    アメリカ独立史。1600年の入植時代から、1800年の初代、ワシントン政権の執政までを描く。

    ワシントンを中心として、様々な人物の視点から独立に至る過程を追っていく。
    著者は誰に加担する事なく、平静を持って人物を描写してるんだけど、それでも個々のキャラクターの個性がしっかり見えてくるのが面白い。

    この手の本は文章が難解で読むのに苦労する。けれども、この本はエンターテイメント性をしっかり持っていると思う。

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    2016年03月29日
  • 共和国アメリカの誕生 : ワシントンと建国の理念

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっとまえに(たぶん、大学一年のときの御厨ゼミで?)文献購読の課題図書になっていて、途中まで読んだのだけどタイムアップで読み切れずにいた本。

    いいかげん読もうと思って読んだら、意外とするするっと読めた。
    読み物的読み物。

    独立戦争前の状況から説き起こして、共和国としてのかたちができるまで。

    主にページを割いているのは、
    7年戦争、またはフレンチ・アンド・インディアン戦争 1756~1763年 から、
    初代大統領 ワシントンの退任 1796年 までですが、
    それ以前の
    主要な植民地の建設(1607~) にも言及して各植民地の特色を記述、
    それぞれの植民地で生まれ、現在のアメリカの「建国神話

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    2012年01月16日