田中美穂のレビュー一覧

  • ときめくコケ図鑑

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    作者のコケへの愛が伝わる本。読んでいるとコケへの興味が湧いてきます。
    また、写真が本当に綺麗。普段見かけるコケがこんなにも美しいものだったのかと気付かされます。

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    2024年02月11日
  • わたしの小さな古本屋

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    『わたしの小さな古本屋』は、倉敷美観地区にある古書店「蟲文庫」の店主さんが書いたエッセイだ。年末にぶらりと倉敷に行ったときに、同店で購入。お店の方と特に面識がある訳ではないのだが、いつ行っても粛然とした佇まいで接客をしてくださる店主が、どうして古本屋を開くことになり、どんな想いでここまで続けてこられたのか自然と興味が湧いて読みたくなった。

    「勤め働き」には自分は向かないと思い、21歳のときに仕事で貯めた100万円を元手に古本屋を始めた著者。そこからの悪戦苦闘の日々や、店を通じての出会い、好きな作家や苔についてなどが素朴な文体で静かに熱く語られている。
     
    “「出来ることばかりが能ではない、

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    2023年05月13日
  • わたしの小さな古本屋

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    好きこそものの上手なれ
    好きなことを続けたからこそ
    トラブルをトラブルだと感じなかったのではないでしょうか

    好きなことをおのずから見い出し
    それを気負いなく続けていく強さ
    ひけらかさない謙虚さが
    憧れる生き方だなと感じました

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    2023年03月19日
  • わたしの小さな古本屋

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    今年伺った際に店舗で購入。
    店頭に並んでいたので手にとってみたらこちらの店主さんの著書。
    驚いて思わず購入。
    古書店の日常が書かれており興味深い。
    実際行った土地なのでこの描写はここか〜と記憶を辿れて良かった。
    岡山文庫なんてあるんだ〜と思ったら私岡山からの帰りに他の書店で一冊買ってた(笑)これ読んでから気付いた。岡山文庫って書いてある!これがそうか、と。このシリーズは色々出てるのね。
    100万円でも古書店は開業出来ると分かり、今後の参考にしようと思った。
    また倉敷に伺うことがあれば是非行きたい古書店。

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    2022年12月31日
  • わたしの小さな古本屋

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    静かに、じんじんと、いつまでも胸に響く文章だった。世界を旅して得られるものもあれば、ずっと同じ場所にいて見えるものもある。

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    2022年10月16日
  • わたしの小さな古本屋

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    田中美穂さんが、古本屋さんをするまで、そして始めてからのお話が書かれています。読むと、こんな人生もあるんだなぁ、自分もまだまだ可能性を秘めているかもしれないと前向きな気持ちになります。

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    2019年05月07日
  • わたしの小さな古本屋

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    今となっては「今どきの本屋特集」のような雑誌等でよく紹介されている岡山県倉敷市の古本屋「蟲文庫」。「苔」「古本屋」で検索出来ちゃいそうな(検索かけていないので、あくまで想像)店主による様々な媒体で綴られてきた文章を纏めた本。

    21歳で経験も知識も豊かな売り物も無く、突如始めた古本屋店主のゆるやかな、河の流れのようなお仕事と本にまつわるエッセイ。

    巻末の早川義夫氏(ぼくは本屋のおやじさん&歌手)の解説までひっくるめ、良い。じんわり染みる。何だろうこの味わい。これは…おでんの味わいなのかしら…(ちょっとカラシを付けすぎちゃった時もあるやつ)

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    2017年07月01日
  • ときめくコケ図鑑

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    ますますコケに魅せられる本

    前作の『苔とあるく』にしろ、今作の『ときめくコケ図鑑』にしろ、著者のコケに対する愛がハンパないです。

    この2冊を読んで、まだコケ観察をしていない身なのに、コケのことが好きになってしまいました。

    しかも、近々「コケ入門講座」に参加することになっています。

    一気にコケにハマっていく自分がこわいと思うのと同時に蟲文庫さんで素敵な本に巡り合えたことに感謝です。

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    2015年03月07日
  • ときめくコケ図鑑

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     コケ初心者にも分かりやすい、コケの図鑑。

     コケの概要、分類から、図鑑のページは写真をふんだんに使って、見てきてもとてもきれいです。
     コケをクローズアップすると、こんな形状や色だったのかと、ミクロのすごさを感じます。

     まず、コケに蘚類、苔類があるというのも、改めて発見したし、それぞれの生育環境なども調べられます。

     胞子が入っているさく(くさかんむりに朔)のつくりだとかを図鑑で見て、それから、うちのコケを見ると、何てバラエティ溢れるコケが生えているんだろうと嬉しくなります。

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    2014年11月20日
  • わたしの小さな古本屋

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    これは、いい本だったなぁ〜(笑)
    誰かに勧めたくなる1冊だね。

    個人的には星5つだけど、自分の生き方に
    誇りや自信がある人は読んでも多分、
    ふ〜ん位の内容だと思うから星4つにした

    .
    ま。本の内容と全く関係ないけどさ(笑)
    今の時代ってネット社会じゃんね❓

    人々から、注目や称賛を浴びたり、
    目立つ事が一種のステイタスでさ❓

    知名度のある人の言葉や話が、
    ネットで信仰されちゃう。

    そう思って無くても、
    有名人がそう言うと、
    『そうかな❓』とか思っちゃったりさ。

    『あの人がこう言ってた』みたいに 
    根拠無く有難がられる風潮がある
    気がするのよ。

    でも、この本の著者って
    普通の人なんだ

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    2024年02月29日
  • わたしの小さな古本屋

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    こざっぱりとした文体に好感
    2回しか立ち寄ったことはないが、あの店構えや雑多な店内の様子を思い返しながら微笑ましく読めた

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    2023年06月13日
  • わたしの小さな古本屋

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    地方にも行ってみたい本屋さんが沢山あります。
    書店なんてどこ行っても置いてある本同じでしょ?
    と言われてしまいそうですが。
    本でも他のものでも、買った場所によってその意味が変わる事ってありませんか?
    僕自身はこの店で買ったこの本。という風に思う事が多々あります。
    古本屋さんに関してはさらに個性が爆発している店が多いので、
    一期一会の出会いになる事もしばしば。
    そうなるとさらにどこの書店に行くかという事が重要になってきます。
    そんな行ってみたい書店の一軒「蟲文庫」の田中美穂さんのエッセイです。
    もう30年位営業しているようなので大ベテランですが、
    21歳からやっているなんて本当に驚異的。憧れます

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    2023年04月17日
  • わたしの小さな古本屋

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    古本屋をしたくて読み始めた

    数年前に蟲文庫を訪れたことがある
    なんだか尖った本屋みたいなイメージを持っていたが、仕事をやめてなんとなく古本屋を始めたり、長い間バイト掛け持ちしたり、買い取りで苦労したり、ほっこりする

    儲からないことや個性が必要なこと(苔)は他の本にも書いてあったが参考になった

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    2022年10月18日
  • ときめく図鑑Pokke! ときめくコケ図鑑

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    本書が文庫化された。携帯図鑑が必要だったので、購入した。内容は単行本の方にレビューしている。ここでは、先日の倉敷旅の初日に敢行した鶴形山公園のコケ調査の顛末を記したい。

    1日目。美観地区でゆっくりする。アイビースクエアの喫茶で本を読みレビューを仕上げ、かつて知ったる「あずみ」で信州蕎麦を食べ、田中美穂著「苔とあるく」において「わたしのコケ人生始まりの岩がある」と記されている鶴形山公園に向かう。

    ところが、旅に想定外はつきもの。明確な風景写真があったので直ぐ見つかると思いきや、歩いても歩いても、それらしき場所に辿り着かないのである。

    鶴形山公園はコケ散歩には素晴らしい処だった。私はこの数ヶ

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    2022年03月28日
  • わたしの小さな古本屋

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    21歳の若さでお店を始め、ここまで続けられたのがすごいなと思う。私もお勤めできる性格ではなく、何か自分で仕事つくっていきたいなという悶々とした思いでこの本を見つけ、読んでみた。
    地方の小さな古本屋でも、こうしてなんとか続けていられるのは、地域の中で、それなりに何か役割みたいなものもあるからだろう。そしてその役割とは、漠然と公民館に近いものではないか、というようなことを考えるようになりました。という文を読んで、まちの中で何か地域の人たちのためになっている、本だけではなくて本を通してつながる何かがあるからこそ人が集まってくるんだろうなと思った。そんな地域の居場所を作れるといいな。

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    2022年03月12日
  • わたしの小さな古本屋

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    岡山県倉敷市で蟲文庫という古書店を営む筆者の開店から日々のことを描いた内容です。読むと匂いや情景が思い浮かぶ、そんな文章です。

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    2019年10月30日
  • ときめくコケ図鑑

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    苔に興味を持ち、初めて手にとった苔の本。

    初心者にわかりやすく、苔の仕組みの説明などがあり、よかったです。
    写真も綺麗でした。

    こちらの本を読んで、どの苔かを識別していくほどマニアックになりたいわけじゃないと気づかせてもらいました。

    苔の仕組みを知り、写真をパラパラ見て楽しんで満足しました。

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    2018年12月22日
  • ときめくコケ図鑑

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    コケは日本人にとっては「美」の一つだと思うのです。苔寺とかね。でも普段そんなにコケについて考えることもないし、じっと見ることもないので、改めてその種類の多さ、美しさにうっとり、した。

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    2017年01月03日
  • わたしの小さな古本屋

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    倉敷の蟲文庫を訪れた際に購入。読んでから行きたかった。また行こう。
    田中美穂さん。21歳で古本屋を始めて20数年。言葉の使い方がきれい。ナドさん、ミルさん。文学全集一掃顛末記。

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    2016年11月19日
  • ときめくコケ図鑑

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    前著「苔とあるく」で苔に入門しました。
    苔ってこんなに種類もあって、かつ形も多様なのか。苔のことは未だよくわかりませんが、どうしても避けられない存在という気がしている。苔が目に入ってくる目にも二種類あるのだそうです。僕はまだどちらかわかりません。
    苔、綺麗。ときめくわ〜。苔写真撮りたくなる。

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    2014年02月26日