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『苔とあるく』の著者、田中美穂(蟲文庫主催)による待望の第2弾です。
前著からさらにコケワールドに踏み込んだ、「もう少しコケの種類がわかるようになりたい人のための本があれば」
という願いから誕生しました。
本書の大部分を占める図鑑ページは、田中美穂が執筆を担当しています。
またコケの写真を撮り続けてきた自然写真家・伊沢正名氏による、これまで未公開だったコケの写真を贅沢に掲載しています。
これに合わせて、区別しづらいコケの特徴を、田中氏と伊沢氏による補足写真やイラストで説明。
さらにコケのライフサイクルやコケのありかを推測する方法、コケの観察中に見つけた動植物など、コケについて全く知らない初心者から上級者まで、
そしてコケを探しに出かけたい人はもちろん、眺めて楽しみたい人にも役立つ内容です
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
コケを「ツンツン蘚類」「しっとり苔類+ツノゴケ類」に大別して、名前・写真・特徴・データ(大きさ・色・地域)等をまとめた図鑑。手書き風イラストや丸っこいフォントが使用されていて、まずデザインが可愛い。コケという地味な植物を主役にして、こんなに可愛い本があるなんて…。なんとなくコケを育ててみたいけれど、専門書は読みたくないと思っていた私は、喜んで手に取った。
まず「蘚類(せんるい)」「苔類(たいるい)」「ツノゴケ類」という分類を初めて知った。普段自分が目にしていて、かつ感じがよいと思っているのは蘚類だとわかった。育てるなら、カーペットのように分厚い「ホンモンジゴケ」がいい。霧吹きで水をかけるとパッと葉が開く、「エゾスナゴケ」も楽しい。
しかし、観察には10倍~20倍のルーペが必要で、葉のタイプも10種類近くあると知って、かなり敷居が高いと感じてしまった。目当てのコケを探しに行くというよりは、種類はわからないが好きなコケを採ってくる、というくらいが自分には合っているようだ。
それでも、この本を読んでからは、今まで目もくれなかった場所に生えているコケに気が付くようになった。
やや不満なのは写真。鮮明で美しいが、コケだけを思い切りクローズアップして撮っているので、コケの大きさや、肉眼で見た場合の見え方がイメージできない。なんだか観葉植物の写真のようで、身の周りに生えているコケとどうも結びつかないのだ。もちろんデータとして大きさは書いてあるけれど、比較対象として1円玉でも隣に置いてくれたらな…と感じた。
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