丸島和洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
抜群の知略と勇猛さで戦国時代にその名を轟かせた真田家。その活躍は小説やドラマなどでよく知られているが、実際の彼らはどのような生涯を送ったのだろうか。本書は、史料を駆使して真田家の人々の実像を追う。また、これまで多く語られることのなかった真田家家臣団の事蹟を確認できるかぎり紹介、関連写真や図版も充実した、真田ファン必携の一冊。(2016年刊)
・はじめに
・第一章 真田家の歴史
・第二章 戦国期の真田家当主
・第三章 真田家の一門
・第四章 真田家の家臣
・第五章 真田家の女性
・おわりに
とても充実した内容である。昌幸の兄弟(信綱、昌輝、信尹以外にも金井高勝)、息子(信之、信繁以外にも昌親、 -
Posted by ブクログ
本はいわゆる新書、選書、学術書の順で難しくなる。難しくなるのは、お約束ごとが増えるからであるが(いちいち説明してられないので、専門用語に頼ることになる。)、この本は、お約束ごとを出来るだけ丁寧に解説しょうという著者の意図もあって分厚くなってる。
戦国大名を「外交」の作法から見て行くことになるので、馴染みのない作法の解説が読者の負担にならないようにとの配慮がある。しかし、選書を読むような読者は、新書レベルの本はかなりこなしているのである。
汎戦国大名論として成功しているかどうかは専門家でないので判断できないが、「中央の儀」などの用語が、戦国大名の「外交」というコンテクストの中で語られると非常