藤巻一保のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「面白い」と呟きながら読んでしまった。
「神懸かり軍人」というキーワードを軸に皇国カルトの視点から昭和史を眺めるというありそうでなかった内容。
オカルトを客観的というか俯瞰的というかで眺めた内容をムーで連載していたというのがまた面白い。
明治の文教方針は、旧来の民間信仰や類似宗教(天正時代以降、新興宗教はこう呼ばれた)を「迷信」として否定し、欧米流の科学的な思考を軸とする近代国家への脱皮へとひた走っていたからで、その反動が明治中期以降の神憑り的な日本神国信仰・天皇信仰へと国民を誘導する一因になっている
星条旗を国旗とする米国が「星の文明」なのに対し、皇国日本は日の丸を国旗とする「日の