『源氏物語』と『枕草子』が書かれた背景がよくわかりました。
もちろん、著者の類推に過ぎないところも多々あると思うのですが、知らなかった部分をたくさん知ることができ、とても勉強になりました。
とくに『枕草子』については、もっと軽い印象があっただけに、意外な背景に、自分の無知さが恥ずかしくなりました。
高校時代、古文の授業で、『源氏物語』と『枕草子』について習いましたが、この本を読む限りでは、表面的で浅い扱いだったことを改めて感じました。
と同時に、高校時代には、この本に書かれているようなことも含めて学びたかった、と強く思いました。