東田裕介のレビュー一覧
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丑年に牛の作品で締めようと最後に持ってきた一冊。
2巻であり完結巻。
最初からこの構成を考えていたのなら、上下巻になるだろうから打ち切りだったのだろう。
打ち切りで完結させるために、語るべき必要事項を詰め込んで、人気回復を視野に入れ前巻以上に綺麗な女性の裸の場面を必要以上に盛り込み、コメディレベルのお色気も足した感じ。
取りあえず、説得力はある物語の真相が語られ、事件のからくりも披露され・・・ただ、どうしても語り尽くせていない部分が残る印象なのは実に残念。
たぶん、ちゃんと描けていたらちゃんと面白かっただろう作品であるのが伝わったくるだけに、すごく残念。
暗い話で、ドロドロな世 -
Posted by ブクログ
離島を舞台に、独自の因習の残る狂気と猟奇な事件。
この島を支配する一族の跡取りとして島に呼ばれた主人公が、抗い島の謎に迫るも・・・そこには死の制裁が・・・みたいな話。
この手の作品は、乱暴な描写な作品が多い印象だが、この作品は作品の暗さ緻密さを維持したまま、奇麗な描写が作品に深みを与えている。
古き日本の習慣と、現代と、サスペンスの雰囲気が完璧で、物語の展開も演出も最高レベルでマッチしているというのがわたしの1巻の感想。
・・・いろいろ感想を追いかけると、物凄く評価が低い。
女性キャラの描写が必要以上にエロいというのが、その理由として大きく語られているように思う。
確かに、着 -
購入済み
先が気になりますね
日本の離島、その中にある奇祭、それに深い関係にある家を一人の少年を中心とする物語、その先に何があるのか非常に気になりますね。
……それと女体が凄いです。 -
購入済み
謎成分の多い作品
無料で1巻をみたのですが
島の風習ものって恐ろしさがありますよね。
こういう主人公が毎回なよなよしてるのが不思議。
エロ面白いものが好物なので先がどうなるのか知りたいです
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Posted by ブクログ
完結!!
正直に言うと、もう少し、雄鷹の大暴れを愉しみたかった
でも、あまり、ダラダラと続けていては、しょうもない小悪党を鉄拳制裁でコテンパンにする、その爽快感が薄れてしまっていただろう
そう考えると、読み手のテンションが上がり、あとは落ちるだけの最高潮に達する前に幕を引いたのは英断と言える?
この(3)でお勧めの話は、やはり、色んな意味で過去の因縁に決着を付けられる、第16話「THE Closed Circles」だ。一度くらいの敗北で諦めず、自分のトラウマに向き合おうとする星野の姿勢、それ自体は立派だ、と私は思う。ただなぁ、うん、手段や目的云々の前に、相手が悪すぎたんだろうな。触らぬ馬鹿に -
Posted by ブクログ
絵にも、ストーリーにも、主人公にも厚みがある
タイトルこそ物騒で、内容も穏やかじゃないけれど、少年ゴコロに響いてくるモノが確かにあって、読んでいて、胸が熱くなるだろう
ゴチャゴチャ考えず、平和に過ごしたい自分の日常のノイズとなる存在を全力でブン殴って、力任せで事件を解決できる雄鷹の強さには、ズバ抜けた強さを持ったからこそ高い地位に就いている人間特有の歪みがあるも、それは決して、汚れていない。まぁ、顔は自分の血で、拳は相手の血で真っ赤ってのは否定できないがw
そんな雄鷹をも無邪気に引っ張り回せるヒロイン、ついに登場
千鶴院涼華、エロ可愛いっつーより淫ら美しいって感じで、容姿もズバ抜けているが、そ -
Posted by ブクログ
とことん、バイオレンスだが、不思議なモノで爽快感がある
やはり、卑劣で小物な悪人が容赦なくブチのめされる描写がてんこ盛りだからだろう
武力でなく、同じ男として黒い憧れを抱いてしまうほどにシンプルな暴力を、何ら躊躇わずに行使できる雄鷹の個性は実に強烈
人によっちゃ、胸やけを起こしかねないほど濃厚って表現を通り越して、ギトギトな絵柄が、そんな彼のカッコ好さを支え、同時に、殲滅シーンに厚みを生んでいる、そう私は感じた
また、雄鷹を情報面でバックアップしているつっきーこと月本先生が、彼に一目置かせるほどの「何か」を腹の中に抱えていそうな、秘密多き男で、これまた興味深い
加えて、登場する女の子らが、そこ