あらすじ
神を封じ、神を喰らい、神を殺す。それがこの島の者の務め。――中学生・立花勇磨(たちばな・ゆうま)が十年ぶりに訪れた、母の故郷・三頭(みかしら)島。母と祖母の相次ぐ急死によって、勇磨は三頭島での権力を継承する。この島の深奥には、島民ですら知らない禁忌が存在していた。古くから伝わる儀式「神喰(かんじき)」の日、惨劇が島を襲う! 新世代伝奇漫画、完結!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
丑年に牛の作品で締めようと最後に持ってきた一冊。
2巻であり完結巻。
最初からこの構成を考えていたのなら、上下巻になるだろうから打ち切りだったのだろう。
打ち切りで完結させるために、語るべき必要事項を詰め込んで、人気回復を視野に入れ前巻以上に綺麗な女性の裸の場面を必要以上に盛り込み、コメディレベルのお色気も足した感じ。
取りあえず、説得力はある物語の真相が語られ、事件のからくりも披露され・・・ただ、どうしても語り尽くせていない部分が残る印象なのは実に残念。
たぶん、ちゃんと描けていたらちゃんと面白かっただろう作品であるのが伝わったくるだけに、すごく残念。
暗い話で、ドロドロな世界観の表現するのに十分な暗さを持ちつつ、雑にならず綺麗な背景に、エロいんだけど美しさを前面に押出した女性の曲線美。
エロい女性のエロい描写が沢山登場するけれど、直接的な性描写を描かない割り切りもいい塩梅。
良い作家を知ることができたのは収穫。
Posted by ブクログ
これで終わりなの?確かに謎は描ききっていますが、話がきっちりと終わってない。余韻を楽しむタイプの作品ではないので、ストーリーもちゃんと締めてほしかった。