ジョルジュ・シムノンのレビュー一覧

  • 紺碧海岸のメグレ

    Posted by ブクログ

    ヴァカンスの雰囲気満載な町、アンティーブの事件で呼ばれてきたメグレは、四人の女と会う。
    被害者の愛人とその母親。被害者が懇意にしていたバーのママと一人の若い娘。
    メグレが出会う女たちの物語。→
    戦前「自由酒場」という邦題で抄訳、「倫敦から来た男」とセットで刊行されていた話の完訳版。
    舞台がフランス南海岸だからか、全体的に気だるげでゆっくりと話が進む。
    紺碧海岸が舞台の割には暗く、モヤがかかったような読み心地。シムノン、なんだよなぁ。
    事件そのものはあっさり→
    まったり読み進めれば推理することもなく犯人がわかり(メグレも推理していない)ミステリとしてはちょっとな、な展開なんだけど、シムノンの物

    0
    2024年04月18日
  • 紺碧海岸のメグレ

    Posted by ブクログ

    ▼ジャン・ギャバンと言えば、ルノワール作品であり、ドロンと共演した犯罪映画であり、メトロの香りであり・・・巨大な山脈のような「欧州のジョン・ウェイン」てな感じです。個人的にはなんと言っても「現金に手を出すな」「フレンチ・カンカン」が身悶えるほどに愛しいんですが、ギャバンの十八番、というと、僕はメグレ警視です。「殺人鬼に罠をかけろ」(1958)、「サンフィアクル殺人事件」(1959)、「メグレ赤い灯を見る」(1963)の三本(どれも映画史に残る傑作かと言われると、議論の余地なく100%、そんなことはまったくありませんが)。ちなみに「赤い灯を見る」だけ、未だ見れていません。見れるなら、大抵のことは

    0
    2020年04月24日
  • 紺碧海岸のメグレ

    Posted by ブクログ

    お腹空く!
    大蒜と果実の香りのするオリーブオイルのサラダってそれだけで美味しそう。
    口調というか進み方も新鮮だった。もっと読みたい。何か美味しいものとお酒も用意して。

    0
    2022年12月29日
  • 怪盗レトン

    購入済み

    目暮警部のモデル

    メグレの活躍していた時代のフランス、及び地政学があるなら楽しめる作品だろうと思う。シリーズがあるほど人気らしいが私個人的にはヴィドックの方が好きなので何とも言えない。コナンくんの目暮警部のモデルだから知っていてもいいのではないかな。

    #ダーク

    0
    2023年03月10日