ジョルジュ・サンドのレビュー一覧

  • 愛の妖精
    19世紀フランスの女流作家ジョルジュ・サンドによる田園小説。双子の兄弟と野生の少女の美しく繊細な恋愛物語。

    女流作家ということもあり、どことなく少女漫画チックで心理描写が繊細。この時期の恋愛小説には悲劇的なものも多いなか、こちらはティーンの頃の気持ちに戻ってニヤニヤできる場面もあり、田園風景も相ま...続きを読む
  • 愛の妖精
    いい話だ。シルヴィネが一番好きだけど、ランドリーもファデットもいい人だと思った。言い回しもシェイクスピアみたいに派手じゃないし(いやでもあの人は演劇作家だしな)
    好感が持てて読んだ後心が幸せになる本。
  • 愛の妖精
    解説に書いてあるように、美化されすぎてるとこはあるけど、とっても美しいお話だった。
    翻訳と解説が素晴らしい。
  • 愛の妖精
    少年少女世界文学全集で読んで以来、久々の再読。大人になって読んだ感想は、ジョルジュ・サンドって相当に頭の良い魔性の女だったんだろうな~、という一言に尽きる。
  • 愛の妖精
    ファデットとランドリ、シルヴィネの成長物語。
    シルヴィネの嫉妬心がものすごい。彼が闇にとらわれてしまう様が・・・