ジョルジュ・サンドのレビュー一覧

  • 愛の妖精

    Posted by ブクログ

    19世紀フランスの女流作家ジョルジュ・サンドによる田園小説。双子の兄弟と野生の少女の美しく繊細な恋愛物語。

    女流作家ということもあり、どことなく少女漫画チックで心理描写が繊細。この時期の恋愛小説には悲劇的なものも多いなか、こちらはティーンの頃の気持ちに戻ってニヤニヤできる場面もあり、田園風景も相まって少し癒やされる感じがした。

    とはいえ、展開にはそれなりに起伏があって引っ張られる。10代半ばから後半あたりの女の子には、花が開いたように急に綺麗になることがあるものだが、そういった瞬間をヒロインの設定によってさらに深く掘り下げ、劇的に描いているのは見事だった。後半、父親との衝突と兄弟の嫉妬の問

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    2022年06月30日
  • 愛の妖精

    Posted by ブクログ

    いい話だ。シルヴィネが一番好きだけど、ランドリーもファデットもいい人だと思った。言い回しもシェイクスピアみたいに派手じゃないし(いやでもあの人は演劇作家だしな)
    好感が持てて読んだ後心が幸せになる本。

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    2009年10月04日
  • 愛の妖精

    Posted by ブクログ

    解説に書いてあるように、美化されすぎてるとこはあるけど、とっても美しいお話だった。
    翻訳と解説が素晴らしい。

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    2012年10月04日
  • 愛の妖精

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    少年少女世界文学全集で読んで以来、久々の再読。大人になって読んだ感想は、ジョルジュ・サンドって相当に頭の良い魔性の女だったんだろうな~、という一言に尽きる。

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    2011年11月18日
  • 愛の妖精

    Posted by ブクログ

    ファデットとランドリ、シルヴィネの成長物語。
    シルヴィネの嫉妬心がものすごい。彼が闇にとらわれてしまう様が・・・

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    2009年10月04日