荒了寛のレビュー一覧

  • 365日を穏やかに過ごす心の習慣。

    Posted by ブクログ

    崇高な精神に触れると、心が洗われるそんな本。筆者は仏教の観点から穏やかに過ごすための智慧を授けてくれる。章の終わりに書かれた言葉が、名言過ぎて、震える。何度も読み返したくなる本。

    一例としては、
    •苦しみがなくなるのではない。苦しみでなくなるのです。
    •しあわせを祈るときはまわりの人の幸せも祈りなさい。一人では幸せになれないのだから。
    •他人をあてにしなければ、怖いものはなくなる。
    •だまされて人間がわかる。失敗して世間がわかる。悲しんで幸せがわかる。
    •失敗して利口になる。挫折して強くなる。人生に無駄はないんだな。
    •いまが幸せと思わないと、一生幸せになれないよ。

    0
    2014年01月19日
  • 365日を穏やかに過ごす心の習慣。

    Posted by ブクログ

    挿絵として著者の仏画と、言葉が日本語と英語で書かれてあり、外国に住む時の参考になると思って手に取った。
    読むだけでなんか穏やかになるのですが、心は変化するものだからどんな気持ちになった時でも「穏やか」に戻れるそうです。
    宗教の理論に基づいていますが、難しくなく、普段忘れているようなことを思い出させるみたいな感じで内容が心に落ちます。
    私は特定の宗派ではないですが、宗派関係なく読めると思います。

    0
    2013年07月15日
  • こだわらない とらわれない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近、仕事がうまくいかず、意欲が低下。
    子供たちのことも色々ある。
    そんな気持ちからか、目に飛び込んできた。

    少し救われた。

    こだわらない、とらわれない。無常。
    心にも自然治癒力は働く。
    辛い気持ちは、楽しいことを思えば忘れられる。
    心次第で幸せになれる。

    生きる極意 :自分で自分を縛らない。物事にとらわれない。人や物に依存しない

    無無明亦無無明尽

    苦しみが無くなるのではない。苦しみでなくなるのだ

    人間の底力は逆境でつくられる

    妄己利他

    すべては所詮、自分で招いたこと

    自我や対象に執着しないこと

    不垢不浄 不増不減

    この世に非難されない人はいない

    自分を変えるような仕事

    0
    2021年02月25日
  • こだわらない とらわれない

    Posted by ブクログ

    人はなぜ悩み苦しむのかといえば、「こうあらねばならない」と自分で自分を縛ったり、身近な人、あるいは他人さえも縛ろうとするからだといえるね。
    →無用なこだわりやとらわれから自由になれば人生はずっと楽になるでしょう。読むうちにいい感じに脱力できる癒し系の本でした。

    0
    2024年12月13日