【感想・ネタバレ】365日を穏やかに過ごす心の習慣。のレビュー

あらすじ

■人は誰しも、多かれ少なかれ苦しみや悩みをかかえて生きています。
仏教でいう煩悩です。

また、苦しみや悩みの原因は人それぞれで、
仕事、お金、人間関係、そして病気や老いであったりします。

苦しみや悩みは、悲しみや怒り、ねたみやうらみ、不安など
さまざまなつらい感情をもたらし、
「心に悪い習慣」を植えつけてしまいます。

そして、なかなか苦しみや悩みが解消できなければ、
まるで生活習慣病のように“心の病”となって慢性化しかねません。

■仏教の教えと、人生経験から生まれた42の知恵

本書は「心の習慣」を正して、
穏やかな気持ちで生きる方法を解説した本です。

誰もがすぐにでも真似できるエッセンスとして
42の「心の習慣」にまとめました。

■最後に瀬戸内寂聴さんから推薦文をいただきましたので
ここにご紹介します。

荒了寛さんは、私の尊敬する天台宗の高僧です。
ハワイに天台宗のお寺を建て、
奥様と二人で大変な苦労をして見事なお寺にしたばかりか、
今やハワイの日本文化の中心に育てあげました。
この本に説かれた法話は、
わかり易く、意味は深く、どこから読んでも心にしみこみ忘れられません。
悲しい時、苦しい時、そして嬉しい時、いつでもあなたの心によりそってくれることでしょう。

■本書の内容
第1章 人生に迷ったときには
第2章 心の重荷を軽くする
第3章 相手を思いやれば 幸せがやってくる
第4章 たいせつにしたいさまざまなこと
第5章 百年先の未来も変わらぬもの

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Posted by ブクログ

崇高な精神に触れると、心が洗われるそんな本。筆者は仏教の観点から穏やかに過ごすための智慧を授けてくれる。章の終わりに書かれた言葉が、名言過ぎて、震える。何度も読み返したくなる本。

一例としては、
•苦しみがなくなるのではない。苦しみでなくなるのです。
•しあわせを祈るときはまわりの人の幸せも祈りなさい。一人では幸せになれないのだから。
•他人をあてにしなければ、怖いものはなくなる。
•だまされて人間がわかる。失敗して世間がわかる。悲しんで幸せがわかる。
•失敗して利口になる。挫折して強くなる。人生に無駄はないんだな。
•いまが幸せと思わないと、一生幸せになれないよ。

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2014年01月19日

Posted by ブクログ

挿絵として著者の仏画と、言葉が日本語と英語で書かれてあり、外国に住む時の参考になると思って手に取った。
読むだけでなんか穏やかになるのですが、心は変化するものだからどんな気持ちになった時でも「穏やか」に戻れるそうです。
宗教の理論に基づいていますが、難しくなく、普段忘れているようなことを思い出させるみたいな感じで内容が心に落ちます。
私は特定の宗派ではないですが、宗派関係なく読めると思います。

0
2013年07月15日

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