【感想・ネタバレ】こだわらない とらわれないのレビュー

あらすじ

■ハワイから届いた「いぶし銀」のメッセージ

10歳から仏門に入られた天台宗大僧正の荒了寛さん。
開教総長としてハワイに渡り40年。

「心が軽くなる」
「何度も読み返したい」と話題となった
前作『365日を穏やかに過ごす心の習慣。』に続く
磨き込まれたことばが沁みる新作をお届けします。

私たちはなぜ悩み、苦しむのか。

■それは「こうあらねばならない」と自分で自分を縛ったり、
身近な人、あるいは他人さえも縛ろうとするからです。

でも、この世に永遠に決められていることなど何もありません。
何事は常に変化しています。

つまり、大きく大きく物事をとらえるようにして
真理を知ることが大切で、
そのために必要となるのが
「こだわらない」「とらわれない」という念じ方となります。

これは仏教の「無常」という教えにまさに通じています。

■こうしたことに気づきさえすれば、
ほとんどの悩みや苦しみはなくなるよ、と
荒さんは説かれています。

深い感動を与えてくれる名言もふんだんに盛り込んだ本書。

一読すればたちまち、きっと
心がスゥーッと軽くなることに気づくでしょう。

■本書の構成
第1章 人生は力まず、あせらず、とらわれず
第2章 「人と人」の悩みは尽きないもの
第3章 仕事はこだわらない人ほどうまくいく
第4章 子供は「慈悲」で育つ
第5章 こだわりを捨てれば、明日の扉が開く

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最近、仕事がうまくいかず、意欲が低下。
子供たちのことも色々ある。
そんな気持ちからか、目に飛び込んできた。

少し救われた。

こだわらない、とらわれない。無常。
心にも自然治癒力は働く。
辛い気持ちは、楽しいことを思えば忘れられる。
心次第で幸せになれる。

生きる極意 :自分で自分を縛らない。物事にとらわれない。人や物に依存しない

無無明亦無無明尽

苦しみが無くなるのではない。苦しみでなくなるのだ

人間の底力は逆境でつくられる

妄己利他

すべては所詮、自分で招いたこと

自我や対象に執着しないこと

不垢不浄 不増不減

この世に非難されない人はいない

自分を変えるような仕事をして
自分が変わっていくような仕事をする

人のために仕事をする 哲学

素直であればどんな艱難辛苦も乗り越えられる。

頭の良さより賢いこと

止観
自在を観る 静
自在に観る 動

0
2021年02月25日

Posted by ブクログ

人はなぜ悩み苦しむのかといえば、「こうあらねばならない」と自分で自分を縛ったり、身近な人、あるいは他人さえも縛ろうとするからだといえるね。
→無用なこだわりやとらわれから自由になれば人生はずっと楽になるでしょう。読むうちにいい感じに脱力できる癒し系の本でした。

0
2024年12月13日

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