水越真麻のレビュー一覧
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約100年にわたる惑星の入植年代記を綴ったSF小説。翻訳の酷さと(おそらく)原文の拙い描写により、非常に読みにくく、話が頭に入ってきづらいと感じたことが結構あったが、後半からは話が動き出し、最終的にはまあまあ面白いと感じた。知性ある植物と、地球人、異星人の7世代に渡る交流だが、序盤のストーリーをもう少し面白く、かつ後半にもっと活きる形で展開してほしかった。序盤が退屈すぎる。いまいち生活の情景が浮かびにくく、場面が急に変わったり、興味の持続を保つような話運びとは言い難かった。後半四章は近い時代ということで話の繋がりもあり、ミステリーからの冒険からの戦争からの異種族との共生をテーマにしていて、話の
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Posted by ブクログ
ネタバレは?ん?え?どういうこと?
という感じで疑問符が浮かび続けながら読み終わりました。
とりあえず、天使ものってだけで☆5つ付けたいw
ヒロインを取り巻く環境がティーンエイジャーということもあるんでしょうが、親友のキャラが軽いです。そして、あっさりと事態を人間である親友にペラペラと喋ってしまったヒロインに脱帽しました。そして、その後の二人のやり取りもすごく軽いです。びっくり…
ヒロインは身勝手で自己主張と思い込みが激しいです。自分だけが不幸!って感じ。ですが、海外小説のヒロインはだいたいどの小説も同じ雰囲気のヒロインですので、読んでてその身勝手さにすごくイライラしますが「まぁ、そんなもんよね」っ -
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ネタバレジャケ買い。帯に21世紀の不思議の国のアリスとあって、期待。
あまり合わなかった。いろいろ好みなモチーフ(ワイブラリーのエーエルや石鹸のゴーレム、布でできた森など)はでてくるのだけれど、どのシーンもいまいち情景を心に描けなくて入り込めなかった。
あと、付喪神は個人的には頂けない…。世界観が崩壊してしまう。日本人でなければ、違和感ないのかも。
(日本人のつくるRPGだってギリシャ神話も北欧神話も日本の妖怪もごっちゃ煮なのであまり言えない)
ただ、後半の侯爵のくだりはとても面白くて、一気に読めた。いつも思うけどファンタジーは毒がある部分が面白い。続編でているので、読むものがなかったら読むかもしれな -
Posted by ブクログ
・キャサリン・M・ヴァレンテ「宝石の筏で妖精国を旅した少女」(ハヤカワ文庫FT)は 所謂妖精譚と言ふより異界訪問譚と言ふべきであらう。より具体的に言へば、アリスやオズの系統に属する物語といふことである。そこは妖精の国かもしれない けれどフェアリーはゐない。そこにゐるのは魔法使ひや一風変はつた住人達である。そこを訪れた少女の不思議な体験が物語として語られる。「不思議の国のア リス」にしろ、「オズの魔法使い」にしろ、そして本作にしろ、そこを訪れた人間がそのタイトルになつてゐる。いづれもその不思議さ、ナンセンスの具合がお もしろい。
・ドロシーは竜巻に家ごと巻き上げられてオズの支配する国に送り込まれ -
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Posted by ブクログ
ハヤカワといえばファンタジーというイメージはほぼないのですが、
表紙の絵についつられて購入。
帯には現代版アリスってかかれていましたが、
さてどういうものかと楽しみです。
途中から話の展開が少し速くなって
テンポよく進んでいき、
主人公の心の成長ぶりが描かれています。
友情やいたわりの心の大切さを
直接ではないけれども教えてくれるお話でした。
私の場合、翻訳ものはかなりの確率で
意味がわかりにくいと思う部分があります。
それを承知の上で読んでみました。
他に読んだものと同じように、やはり何を言っているのか
わからないところがありましたが
途中でやめたーということにならず、
フシギと最後まで