鳴沢真也のレビュー一覧

  • 連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで
    太陽を見ていると、恒星は単独の星と思ってしまうが、宇宙には連星、それも2連星だけでなく、3連星や4連星も当たり前のように存在するということが中々思い浮かばない。その意味で、本書は、連星の様々なパターンのほか、連星によって分かった各種天体現象などについて解説されていて、超新星やブラックホールなど宇宙の...続きを読む
  • へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
    地球から遠く離れた星について割と昔から研究されていたとは知らず、すでに多くが明らかとなっていることに大層驚きました。
    紹介される各星の奇妙さもさることながら、その星達と初めて対面した研究者になったつもりで推理させるような構成となっているため、読んでいて大変面白かったです。また、星や観測技術に関する情...続きを読む
  • へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
    不思議な観測データが得られる「へんな恒星」の実態を、人間の想像をはるかに超えるスケールながらも天文学者が科学的に考察して解明していき、それでも不思議が残るというロマンと面白さが十二分に伝わった。本当に様々な形態の恒星があって興味が尽きない。
  • へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
    ブルーバックス。恒星に関する10の話。恒星は望遠鏡で見ても点、と言われているが、分光観測、電波、赤外からガンマ線までの多波長観測、ドップラー効果、光度変化、HR図分析、物理シュミレーションとのマッチング、干渉計、などの手法と頭脳を総動員して、見えないものを見てきたかのように語る。これまで、専門的な知...続きを読む
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    地球外知的生命体を探すための世界プロジェクトを発起し、成功させた筆者が少年少女に向けて語るメッセージ。
    ワクワク感があって、情熱が伝わってきます。
    好きな事で同じ志を持つ世界中の仲間と活動できるなんて、素晴らしい。
  • へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
    宇宙には個人的に興味があったのでタイトルに惹かれて購入。
    読み始めてから2章くらいで一旦ストップしていたのですが
    残りを一気に読みました。
    宇宙ネタとか何となく好きだけど天文学にはあんまり詳しくない
    という私のような人にはちょうど良い内容でした。
    とは言えスペクトルやら何やらという話も出てくるので
    ...続きを読む
  • 宇宙人の探し方 地球外知的生命探査の科学とロマン
    SETI、すなわち地球外知的生命探査は、
    日本ではかなり認知度が低いと言わざるを得ません。
    研究に携わっている人が少ないのはもちろんですが、
    研究の現場にいる人が一般向けの著書を書かれていないのです。
    おそらく本書の著者である鳴沢さんくらいしかいないのではないでしょうか。

    そういった意味では貴重な...続きを読む
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    不登校も引きこもりも体験した作者が、天体、宇宙への夢をあきらめずについにはSETI、ドロシー計画のリーダーとして世界中の科学者と協力していく。そこには人種の差別もない地球人としての仲間意識が、これこそ今の人類に必要なものかも知れない。
  • 連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで
    オウムアムアとは2017年に発見された太陽系外から飛来した恒星間天体。扁平な形状で宇宙船ではないかという説も登場するほど、興味深い現象であった。連星により、推論の幅と共に理論と想像の宇宙が広がる。しかし、時間や距離のスケールからも、実際には見る事も叶わぬ途方もない世界。どうやって理論構築できるのかも...続きを読む
  • 連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで
    著者の連星愛を強く感じる一冊。
    ブルーバックスにしては、文系でも読みやすい内容。

    宇宙には連星がとても多いというのは、聞いたことがあったが、宇宙のいろいろな分野の理解が、連星の観測を元に進んできたというのは知らなかった。

    惑星を持つ連星もいくつもみつかっているということなので、それぞれの惑星から...続きを読む
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    なぜ同時観測が必要なのかが分からない。大変意義深いことなのだろうけど、それが伝わってないのが残念です
  • へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
    以前何かの本で星の進化について読んだはずなんですが、「聞き覚えがある単語が出てくるな」程度しか記憶に残っておらず、ここに出てくる星の面白さを十分に理解できていないのが悔しい。
    興味深い内容だったので、星の進化について復習してから読み直したいと思います。
  • へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星
    ちょっと(かなり)変わった恒星について紹介してくれる本。
    わずかな情報から恒星の本当の姿を導き出す天文学者たちの戦いの歴史でもある。

    恒星の成り立ちについて凄く勉強になる。

    あとベテルギウスはあと数十万年は先だという話を聞いてびっくりというかがっかりというか。
    そうだったのか・・・!
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    第一線の研究者が子供にメッセージを送る本はいいね。
    本書は、「自分も出来たから君にも出来るはずだ」みたいな傲慢な態度がなくて、単にどれだけその分野が好きかに紙幅が割かれていて、まずそこがいい。
    それから現在携わる仕事でどんな苦労をし、どんな達成感を得たのか、が臨場感あふれる筆致で描かれていて、好感が...続きを読む
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    西はりま天文台の方が、宇宙人を捜しているという内容が大変興味深かった。西はりま天文台の施設だけではなく、世界中の仲間を募って捜す計画であるという。いつか地球外生命体が見つかる日が来るのかもしれない。
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    私は宇宙が割と好きなほう。この本は宇宙に何ら関心のない人や、知識がない人もサクサク読めると思う。はりま天文台に行き、SETIを見たいなって思った。
    宇宙への憧れや人類以外の生命体への交信に関心を持てる楽しい本だった。
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    研修の課題だったので読んだ本。分かりやすく書かれていますが、この文字数の少ない1冊に、宇宙の壮大なプロジェクトと著者の若いころの紆余曲折を書くのは無理があるかな、と思いました。
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    SETI(セチ)という地球外の文明が送信する電波をアンテナで受信することを世界各国が共同で行う研究のリーダー役となった著書。若い頃の挫折を乗り越えてということも読書感想文の指定図書になって所以かな
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    “世界のだれが最初の発見者になるのか、それもわかりませんが、「その日」が実際に来たらどうしたらいいのでしょうか?じつは、知的生命を発見した場合にそなえて、国際的なマニュアルができているのです。これはむずかしい文章で書かれていますが、おもな内容をかんたんに紹介するとこうなります。

    発見者は、証拠にま...続きを読む
  • ぼくが宇宙人をさがす理由
    宇宙関連本ですが、
    地球の歴史や、人類について感じられる本です

    それから、
    完璧を目指しすぎたり、周りを気にしすぎたりして、
    自分が見えなっている人が読んだら、
    この本に何かヒントが見つかるかも

    最後まで読んだけど、
    SETI観測について、どんなことをするのか
    イメージできなかった(^_^;)
    ...続きを読む