毎日新聞「震災検証」取材班のレビュー一覧

  • 検証「大震災」伝えなければならないこと

    Posted by ブクログ

    今大震災じゃなくても、と思ったりしましたが、あの時誰が、何を、どうした、を垣間見ることが出来ます。願わくば二度とこのような未曾有の災害が起きないことを、又仮に起きたとしても今回の震災を教訓にしないといけない、と強く感じました。

    0
    2012年09月19日
  • 検証「大震災」伝えなければならないこと

    Posted by ブクログ

    新聞連載の検証記事なので、取材も丁寧になされており、図表も豊富で
    分かりやすくまとめられている。

    原発事故、トモダチ作戦、自衛隊と米軍の動き、大震災発生の当日、
    その後に襲った大津波、被災者支援、官邸の動き、学校防災、計画
    停電。

    注目すべきは学校防災の章である。多くの犠牲者を出した小学校が
    あったが、ここでは地震と津波に襲われながらもほとんど犠牲者を
    出さなかった学校を取り上げている。

    日頃の訓練通り、中学生たちは校庭に集まった後に高台を目指して
    避難する。避難場所に指定されていた場所も危ないと感じた教師の
    指示で、さらなる高台を目指す。生徒ひとりひとりが、同じように避難
    して来た小学生と手をつなぎながら。

    他にも子供を引き取りに来た保護者に生徒を引き渡すことを拒み、
    保護者も一緒に避難を行った学校もあった。保護者に引き渡した
    後に犠牲になった生徒・児童が多かったことを考えると、今後の
    教訓になるのではないだろうか。

    それにしても官邸の動きには何冊読んでも呆れるばかり。菅だけに
    勘違いした政治主導を発揮し、末端の現場は混乱の極みだ。

    そんな当時の政権にあって、「現場で必要だと思うことはなんでも
    やってくれ」と、東北整備局に全権委譲をした大畠国交相(当時)の
    決断には救われる。

    局長の判断で、被災自治体の首長に連絡要員を送り込んで、
    「好きなように使ってくれ」だもんな。これにはやられた。

    昨年末、政府は原発事故の収束宣言を出した。しかし、事故の影響は
    未だに大きい。東日本大震災は、未だ終わってはいない。

    0
    2017年08月17日