町田洋のレビュー一覧

  • 惑星9の休日

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    辺境の星「惑星9」を舞台にしたSF短編集。
    SFとは言ってもそういった要素は物語の味付け程度で、小難しい設定は登場しない。砂漠ばかりの広大な大地で生活する人々の物語は時に切なく、そして心地よい。
    因みに公式HPで1話分試し読みができる。気になったなら検索してみよう。

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    2013年09月25日
  • 惑星9の休日

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    うう‥すごーくすごっく良い漫画だった。
    おすすめしたいいろんな人に。でもこのまんが、好きと言ってくれる人少ないかもしれない‥?いやわからない。
    おたく受けと言うか、本好きにはうけると思うのですけど。どうだろう。
    装丁が南伸坊さんというのが!びっくりしました。
    デビューコミックスで全編書き下ろし。
    星新一から毒素をぬいた小説って感じでした。

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    2013年08月31日
  • 砂の都

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    ネタバレ

    失礼ながら町田洋さんの作品は初読です。

    このマン2024のランキングを見ていて、絵柄が好みだったことからノリで購入しましたが、期待以上に好きな作品でした。

    人の記憶の中の建物を再現しながら砂漠をさまよう謎の町。不思議な世界観ですが住人たちは結構のほほんと楽しそうに生活しています。
    主人公・ヒロインの二人とも、開示される背景情報は最低限ですが、過去に囚われ、変わっていくことを恐れて前に進めなくなっている二人の成長が描かれている…のかな。読解力のない僕が十分に理解できているのは不安ですが、感じ取れる雰囲気だけでしっかり面白さを感じさせる力のある作品でした。
    絵柄もシンプルで最低限の線だからこそ

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    2025年06月13日
  • 砂の都

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    言葉少なく カキコミも少なく だけど
    美しい人と生活と街がすてきでした

    人間が人間らしく生きているようすが美しかった

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    2023年10月01日
  • 惑星9の休日

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    町田洋デビュー作。後年の作品と比べるとややウェットでエモに寄った作風か。とはいえその才能はコマの隅々にまで迸っている。

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    2023年05月25日
  • 夜とコンクリート

    匿名

    無料版購入済み

    ひとコマ、ひとコマ、丁寧にじっくりと読みたくなる作品。
    なんてことのない日常のなかに、一滴の秘薬を落としたような独特の味わいがある、気がする。
    特別じゃないけれど、トクベツ。そんな感じ。
    年齢とか、読むタイミングで読後感が変わってきそうだなと思った。

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    2023年03月10日
  • 夜とコンクリート

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    短編集。全体的にゆったりとした時間が流れていた。
    特に「夜とコンクリート」の最後の風景はしばらく心に残りそう。あの静寂がいま恋しい。
    最近なんだか急いでたなと思わされました。

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    2021年10月03日
  • 夜とコンクリート

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    ネタバレ

    人と人との不思議な繋がり。孤独感からふっと解放されるひととき。
    シンプルな絵がかえって透明で浸透してくる感じ…説明難しいけど

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    2021年10月02日
  • 夜とコンクリート

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    まず、表紙と題名が最高におしゃれ。かっこいい。
    日常とそれ以外のものを簡潔な絵で表現するSFマンガ。
    訴えているものが大きいのか小さいのかもわからない。
    その大小は読み手に全て委ねられているような底が見えない物語4編。

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    2021年04月18日
  • 夜とコンクリート

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    余白がとても良い。モノクロという言葉より、白と黒と言うのがとても合う。もう少し大人になって読んだらまた感想が変わりそうだ。

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    2020年05月21日
  • 惑星9の休日

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    「惑星9の休日」
    「UTOPIA」
    「玉虫色の男」
    「衛星の夜」
    「それはどこかへ行った」
    「とある散歩者の無想」
    「午後二時、横断歩道の上で」
    「灯」

    この上質な抒情。
    決して記憶のど真ん中に留まるわけではないのに、きっと数年後も記憶の底に滞留して、ふとしたときに思い出しそうな。

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    2017年12月31日
  • 夜とコンクリート

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    独特のもの悲しさを内包した作品。細かい書き込みや構図がないので非常にシンプル。また登場人物も少なく、キャラクターに起伏が少ないのも特徴。
    不思議と何度も手にとって読み返してしまう。

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    2016年09月26日
  • 夜とコンクリート

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    短編集 ふわっとした絵柄なのにメッセージがしっかりしている 特に「夏休みの町」の急に現実に戻されるラストが切なくていい じぶんは大学生だけど、今しかできないこと、しておきたいなぁ

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    2016年03月08日
  • 夜とコンクリート

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    "「正しい世界で 暮らした方がいい バイバイ」"[p.84_夏休みの町]

    「夜とコンクリート」
    「夏休みの町」
    「青いサイダー」
    「発泡酒」

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    2015年10月16日
  • 夜とコンクリート

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    書店で「夏休みの町」を試し読みしたところ、続きが気になりすぎて買ってしまった。買ってよかったです。収録されている4作品すべてが地に足のついたフィクションで、好感をもちました。
    その中でもやっぱり夏休みの町が一番好きです。映画みたい。

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    2015年09月07日
  • 惑星9の休日

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    前作ですっかりファンになってしまった町田さんの作品。個人的には「午後二時、横断歩道の上で」がよかった。惑星9いきたいな。

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    2015年01月25日
  • 夜とコンクリート

    購入済み

    大人のための絵本

    【大人のための絵本】明日も朝から仕事なのに、なかなか寝付けない夜に初めて読んだ感想が、これだった。
    ロボットのように淡々と職務を熟す日々。忘れかけてた色んな感情を思い出させてくれる、凝り固まった心を解してくれる、瞑想させてくれる、そんな漫画だった。一度読んだらもう読まないかも、っと思いつつ気付いたらページをめくっていたりするのかな。またいつか出会いたいそんな漫画です。

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    2014年11月11日
  • 惑星9の休日

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    ネタバレ

    なんかシュール?

    好きなとこは
    表題作品  垂直に自転の凍りついた町と砂漠
    「衛星の夜」  唯一の生物、粘菌

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    2014年11月08日
  • 惑星9の休日

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    辺境の惑星9。寂れた小さな星。
    乾燥した大地。白く射す日差しに抜けるような青空。あるいは満天の星。地平線がどこまでも続く。
    人けのない場所に佇むこの感覚は何なのだろうか?頭の奥が痺れるような、少し寂しいような。
    孤独ではない。孤独はむしろ人の中で疎外されたときに強く感じる。自分と世界が溶け合うような心地よさ。感覚がひろがっていく…。
    そして、なんだか人恋しくなる。好ましい誰かに隣にいて欲しいと思うようになります。そんな漫画です。

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    2014年10月22日
  • 夜とコンクリート

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    ネタバレ

    惑星9に続き、読んでみました。
    二つとも不思議な作風だなと思う。

    建物の声が聞こえる青年。
    午前3時から夜明けは眠る建物。
    っていう発想いいなぁ。

    夏休みの町と青いサイダーが好きだな。

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    2014年10月15日