上田隆穂のレビュー一覧

  • 利益を最大化する 価格決定戦略

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    表紙(カバー)からのイメージと違い、アカデミック色が強く読み応えがある。Thaler(1985)やTellis(1986)など、プライシングに関する海外の著名な文献もけっこう引用されている。

    一方で、マーケティング・サイエンスにそこまで踏み込んではいない。したがって、アカデミック寄りでちょっと取っ付きにくいかもしれないが、理解できないということはないだろう。

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    2022年01月15日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    1.マーケティングについて学ぶことは現代では必須の科目となっています。そのような状況下で、自分と立場が違う大手企業の行ってる手法を学びたくて購入しました。

    2.低価格路線からいかにして抜け出すのか、消費者の深層心理から需要を探っていきながら商品開発を行う、これを価値創造プロモーションといいます。値下げ競争から抜け出す手段として、著者達はこの手法を提唱しています。顧客への質問やアンケート1つとっても、消費者が素直に答えてもらうための環境作りなど、様々な配慮が必要だと述べています。
    値下げ競争から抜け出す手段として悩んでいる方は読んだ方がいい一冊です。

    3.特売にして売るのは需要を先取りしてる

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    2019年07月16日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    表紙に惹かれて読み始めました。
    価格だけではない訴求ポイントをどのように見つけるのか、どのように展開させることで顧客の手にとってもらえるのか、非常に勉強になる一冊でした。

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    2012年03月12日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    マーケティングをエンドまで落とし込むまでのフローと、価値創造型プロモーションの手法。
    調査を調査で終わらせないことは中々実はできるものではない。調査は実践のためにあることを再認識するためには良い本。
    すごくすとんと入るのは、当たり前のことを上手く実現できているからなんだろう。

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    2012年02月10日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    ネタバレ

    マーケティングリサーチプロジェクトを一冊の本にまとめてくれている。少し古い本なので目新しいものではないけれども、改めてデプスインタビューの価値や、モチベーションリサーチ手法の可能性を確認した。結構具体的に書いてくれているので、そのままマネもできそうな感じ。

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    2020年12月16日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    シチューの販促で次の4つのタイプの価値訴求でどれが一番売れたでしょうか?
    1. 我が家流シチュー
    2. 親子でクッキング
    3. 野菜たっぷりのバランスシチュー
    4. 今夜はお家がレストラン

    答えは本書の中にありますが、消費者インサイトリサーチから、それを受けた店頭での価値提案型販促・陳列に関するかなり具体的で詳細なケーススタディです。特に、具体的なそれぞれの価値訴求タイプ毎に、販促時と販促後の売り上げの変化を定量的に提示されているのは貴重。

    どちらかというとブランドポジショニングというよりは、ブランドエグゼキューションというべき実践的な内容です。

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    2018年10月08日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    基本的価値、機能的価値、情緒的価値と自己表現価値と差別化ポイントが変わってくる
    情緒的価値とは、その商品を使ってみて感じる感覚的な価値、自己表現価値とは、自分はこうだと表現してくれるという意味づけをしてくれる価値を示す
    消費者が深層心理で感じてる不満や不安を解釈し、期待に即した価値を的確に訴求することができれば、商品の価値は従来の値づけよりも高く認識される

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    2016年06月25日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    シチューのCMと言えば、寒い日に台所でコトコト煮込んでいたお母さんが笑顔で子供の帰宅を迎えて・・・というイメージがあり、また焼肉のタレと言えば、男の子兄弟が舌なめずりするようにホットプレート上の肉を覗きこんで・・・というのが定番だった。ハウスもエバラも、王道に安住することは可能だったろう。しかし家族の姿が変わりつつある今こそ新たな価値観の創造を、と考えた両社のマーケティング担当者の姿勢は評価したいと思う。

    「寒い日にシチュー」のメッセージだけでは既に飽きられているのであれば、「野菜を食べられるシチュー」という訴求もありうるし、クリームシチューとの対比で「大人の贅沢にビーフシチュー」というメ

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    2012年09月30日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    「シチューエンドのイラスト」に加えて「価値創造型プロモーションの全貌を明らかにする!」との帯コメントに惹かれて購入。いわゆるジャケ買い!!実際に、価値創造型プロモーションの重要性や、実際に実施するまでの一連の流れは非常にわかりやすくまとめられていると思います。

    が、年に何十品と新製品が出る中、ここまで手の込んだ調査をどこまで出来るのかは疑問かな。事例のようにシチューや焼き肉のタレなどの大型商品の方向性を再度見極める為ならアリなのかもしれないが、一方でそれだけの大型商品であれば、デプスインタビューで出るような声はほとんど予想出来るような気もするのだが・・・。

    あと検証結果にも疑問が残るなー。

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    2012年02月26日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    面白かった。シチューの売り込み方の変更など。主に調査側を対象とした本。非言語的な表現を見逃さないとか、インタビュー時の注意点など。
    こういうの仕事にも活かせそうな気がするんだけどなぁ。

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    2012年01月30日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    ネタバレ

    シチューの販促で次の4つのタイプの価値訴求でどれが一番売れたでしょうか?
    1. 我が家流シチュー
    2. 親子でクッキング
    3. 野菜たっぷりのバランスシチュー
    4. 今夜はお家がレストラン

    答えは本書の中にありますが、消費者インサイトリサーチから、それを受けた店頭での価値提案型販促・陳列に関するかなり具体的で詳細なケーススタディです。特に、具体的なそれぞれの価値訴求タイプ毎に、販促時と販促後の売り上げの変化を定量的に提示されているのは貴重。

    どちらかというとブランドポジショニングというよりは、ブランドエグゼキューションというべき実践的な内容です。

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    2012年01月26日
  • 買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

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    2012.01.03 プレインタビュー、デプスインタビュー、そしてWEBモチベーションリサーチを通じて消費者のインサイトを探り、店頭での価格競争に頼らないプロモーション展開につなげていく。この一連のプランニングプロセスがよく理解することができた。もう少し、リサーチの分析プロセスやプランニングのプロセスについて詳しく解説していただけると嬉しいが、この本の狙いではないのかもしれない。

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    2012年01月04日