スティーブ・ハミルトンのレビュー一覧

  • 氷の闇を越えて〔新版〕

    Posted by ブクログ

    アメリカの作家「スティーヴ・ハミルトン」の長篇ミステリ作品『氷の闇を超えて〔新版〕(原題:A Cold Day in Paradise)』を読みました。

    「スティーヴ・ハミルトン」作品は、2年半前に読んだ『解錠師』以来ですね、、、

    『解錠師』が、切なくてほろ苦い青春期の複雑な感情や疎外感を描いた作品で、とても感動的な物語だったので、本作品も期待して読みました。

    -----story-------------
    【感動の傑作『解錠師』の原点。 エドガー賞、シェイマス賞受賞の名作】

    わたしの心臓のすぐそばには、一発の銃弾が眠っている。
    わたしが警官だった時代に「ローズ」という男に撃たれたもの

    0
    2023年02月06日
  • 氷の闇を越えて〔新版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    叩きつぶすのではなく、ほかの人間に譲りわたすことによって恐怖から解放されたアレックス・マクナイト。
    メイヴン所長その他の登場人物との掛け合いも抜群。

    P. 143の意味がわからない。
    「ローズ」
    「ファースト・ネームのほうはわからずじまいか」
    「マクシミリアンです。公判のときにわかりました」
    「マクシミリアン? そりゃ、教えたくなかったろうな」
    ・・・何で?
    ---
    わたしの心臓の直ぐ側には、一発の銃弾が眠っている。わたしが景観だった時代にローズという男に撃たれたものだ。あれから14年が過ぎた今、私立探偵となったわたしのもとにローズの署名のある手紙が届く。手紙は、最近わたしの身辺で起きた連続

    0
    2014年01月10日
  • 氷の闇を越えて〔新版〕

    Posted by ブクログ

    三冠という期待は裏切られるが、香りの足りないロング・グッドバイみたいな。この小さな町で探偵ものがシリーズ化されるとは、との期待で次作もその内。

    0
    2023年07月21日
  • 氷の闇を越えて〔新版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々に読んだハードボイルド。
    なんとなく犯人は途中で気づいちゃいましたけど。
    やっぱりな とか思ってしまった。
    解錠師の話の方がワタシ的には好みです。

    とかなんとかいいながら、現在手に入りにくくなってる2作、3作目も、いい味だしてた登場人物が絡んでくるようなので、読んでみたいなぁ。
    古本屋さんにいったら探してみます。

    0
    2015年12月27日
  • 氷の闇を越えて〔新版〕

    Posted by ブクログ

    大都市ではなく小さな地方都市を舞台にした正統派ハードボイルド。解かりやすい人物造形と簡潔で展開の早いストーリーも好感が持てるが、背景にあった真実は意外でありながら凡庸な感じがしてならない。

    0
    2013年09月08日
  • 氷の闇を越えて〔新版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    謎が解明されたと思ったら、実はその謎はフェイクだった・・・ということが数回あり、一筋縄ではいかないところが面白かったです。

    ただ、この本はシリーズ一作目ということもあるのか、親友がどうして親友になったのか、その親友の妻との情事はどのように始まって、そのことで親友との間はどう変化したのか、もしくは変化しなかったのか、など、不明な事柄が多いまま終わってしまった。

    次回作以降にそういう不明点が解明されるのか否か、よく分かりませんが、次回作に続く、のような雰囲気もなく終わり、この本だけではシリーズ物だということもよくわからず、なんだか気持ち悪いです。

    謎解きのストーリーが面白かっただけに、主人公

    0
    2013年08月22日