水口敬文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パティシエを目指す颯真はある日、千佳の持つ絶対的な味覚に気付き、千佳にお菓子の試食と感想を依頼。試食などを通じ、2人が距離を縮める激甘ラブコメ。
2人共、なりたい自分に向かって真っ直ぐ進む姿が青春なで良きでした。
料理人に必要な資質は神の舌である、とたまに聞きますが、本作はパティシエに必要な能力を、主人公(お菓子作り)とヒロイン(神の舌)の2人に分割し、その設定を軸に2人を結びつける点が特徴的で良かったです。
ただ、本巻ではこの設定がデートの口実でしか生きていないので、今後色々やって欲しい所。
主人公の前でヒロインのSとMが入れ替わる2面性も結構良い感じ。
二人のイチャコラが今後どう進むのか、 -
Posted by ブクログ
ここ数ヶ月新作のラブコメを読んでいたのですが、ラブコメはキャラクター設定もさるものながら、シチュエーションが大切だなあと気付かされました。
個々の作品の魅力を支えるものとして、謂わば個性としてのシチュエーション。どのようなシチュエーションにキャラクターを配置するか。
現実社会の学園ものとしてのラブコメだと、ある程度シチュエーションは限られてくる。そう思っていましたが、なんのなんのあれだこれだと様々なシチュエーションが用意されるのです。
今作のシチュエーションは廃屋となった古民家のリフォーム。手先の器用な男子高生劉生と、料理以外は不器用な女子高生扇奈の、不器用な恋模様。
家庭での居心地の悪さを -
購入済み
ギリギリかな?
あくまでもレビューは個人的な感想でしかない。
そこそこ読める作品なのは解るが、いろいろ矛盾も多いしフィクションとしてギリギリ許容出来るかな?って思えるくらいの作品。
タイトルに「1」の表記があるからぞくが出る前提での作品って事で、それでもやはりギリギリの評価。
若しも、続巻が出ずに打ち切られて単巻終わりだったら、設定から何からゴミと化す。
一気に3巻くらいまで同時刊行してたら、全く違う評価に化けてたかも知れない作品。
1巻だけ読むと中途半端過ぎる。