富田一彦のレビュー一覧
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前作『試験勉強という名の知的冒険』の続編。試験勉強とは何なのか。学習者や指導者・出題者、親御、一般の人々など受験にかかわるすべての人に向けて書かれた一冊。それぞれの視点から試験勉強を見つめ直すことで、試験を活かしてどう成長につなげていくかがイメージできる。試験を疎むのはもったいない。Posted by ブクログ
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前作が「問題とは何か、その問題を解くのに必要な力とは・・・」
ということがテーマだとするならば、今作は
「受験生やその親、指導者や出題者、一般人に向けてのアドバイス」。
筆者自身予備校教師であり、一人息子の父親というだけあって
アドバイスが具体的でわかりやすい。
参考になった点は以下3点。
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≪目次≫
はしがき 問題を解くということ
第1部 問題はどのようにできているのか
第1章 問題は野原に咲いている花ではない
第2章 雑音の正体
第2部 有効かつ有意義な勉強法
第1章 試験準備に向けた勉強のあり方
第2章 どのような知識を手に入れるべきか
第3章 観察力とは何か...続きを読むPosted by ブクログ -
購入:解説が詳しい。学校での長文読解の授業で文法や語法の解説はあれど、具体的な長文の読み方を教えないので、読解の参考書を一冊やるだけで長文に対する姿勢が変わった。下線部以外のところも全訳し、単語や文法を調べながら進めていった。六題収録されてるが一題ずつヘビーなのでやりごたえもある。何周もしたい。Posted by ブクログ
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『英語の富田』と異名をとる人気予備校講師である富田一彦氏が、『問題を解く』とはどういうことであるかを詳細に語る一冊です。氏の講義や参考書同様、粘っこい展開で賛否両論が分かれるところだと思います。
僕は浪人時代を送っている頃、富田氏の講義に出席しては板のですが、その内容についていくことが出来ずに、前...続きを読むPosted by ブクログ -
代ゼミの大人気英語講師・富田一彦氏の著書。書かれている事には至極納得した。
でも、やっぱり僕はこの人を好きにはなれないな。
自分自身が物事を理詰めで考える事が苦手で、理屈っぽい人間が嫌いだということもあると思うけれど…。
というわけで、☆は3つにとどめておこう。Posted by ブクログ -
限られた材料の中から、手がかりを探しだして正解を導くという作業は試験ではもちろんのこと、社会全般の中に存在し、ビジネスでも役に立つかなと思い、購入。
13年前津田沼の代ゼミで著者の授業を受けていたが、その頃の授業同様、緻密で精巧な論理を使って、知識に頼るのではない解答法は電光石火の如く鋭かった。
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